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生物物理化学研究室

細胞膜は内と外を分ける構造的な役割をするだけでなく、栄養源などの物質をやり取りし、また外界の変化を絶えず察知するなど、生命を維持するうえで重要な役割を果たしています。この厚さ10 nmの細胞膜が果たす分子メカニズムを理解し、その知見をクスリの開発につなげます。また、体内で薬物の膜やタンパク質への吸着が「薬の一生」に大きな影響を与えるので、薬物の吸着を研究しています。

スタッフ
准教授 奈良 敏文  准教授 田母神 淳 
研究
研究テーマ
  • 微生物ロドプシンの構造と機能
  • 薬物排出タンパク質の排出機構
  • 薬物のリポソームまたはタンパク質への吸着


主要論文
  • J. J. Tamogami, T. Kikukawa, K. Ohkawa, N. Ohsawa, T. Nara, M. Demura, S. Miyauchi, T. Kimura-Someya, M. Shirouzu, S. Yokoyama, K. Shimono, N. Kamo
    Interhelical interactions between D92 and C218 in the cytoplasmic domain regulate proton uptake upon N-decay in the proton transport of Acetabularia rhodopsin II.
    J. Photochem. Photobiol. B. , 183, 35-45 (2018)
  • J. Tamogami, T. Kikukawa, T. Nara, M. Demura, T. Kimura-Someya, M. Shirouzu, S. Yokoyama, S. Miyauchi, K. Shimono, N. Kamo
    Existence of two O-like intermediates in the photocycle of Acetabularia rhodopsin II, a light-driven proton pump from a marine alga.
    Biophys. Physicobiol., 14, 49-55 (2017)
  • J. Tamogami, K. Sato, S. Kurokawa, T. Yamada, T. Nara, M. Demura, S. Miyauchi, T. Kikukawa, E. Muneyuki, N. Kamo
    Formation of M-like intermediates in proteorhodopsin in alkali solutions (pH > ~8.5) where the proton release occurs first in contrast to the sequence at lower pH.
    Biochemistry, 55, 1036-1048 (2016)

 
教育
担当科目

物質の構造と性質、 生物物理学、生命の物理、 物質の変化と速度、 薬物動態解析、臨床薬物速度論、 物理化学演習、 薬剤学演習、薬剤実習、 卒論研究1・2・3


講義・実習概要

生物物理学では、物理化学や物理学の考え方で生命現象を理解することを学びます。物質の変化と速度では、変化の様式を知るための数学的な記述や考え方を理解します。これらの科目で学んだ基礎的な考え方を背景に、薬物動態解析では体の中に入った薬がどのような速さで変化していくのかを血中濃度の変化をもとに予測する方法について学びます。また、より深く、使える知識とするために、物理化学演習や薬剤学演習、薬剤学実習があります。

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