生物物理化学研究室 Department of Biophysical Chemistry
細胞膜を介した「物質」と「情報」の流れ、その分子メカニズムの理解
細胞膜を介した「物質」と「情報」の流れ、その分子メカニズムの理解
研究室概要
細胞膜は内と外を分ける構造的な役割をするだけでなく、栄養源などの物質をやり取りし、また外界の変化を絶えず察知するなど、生命を維持するうえで重要な役割を果たしています。この厚さ10 nmの細胞膜が果たす分子メカニズムを理解し、その知見をクスリの開発につなげます。また、体内で薬物の膜やタンパク質への吸着が「薬の一生」に大きな影響を与えるので、薬物の吸着を研究しています。
スタッフ
准教授 | : 奈良 敏文 | 准教授 | : 田母神 淳 |
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研究
教育
物質の構造と性質、 生命の物理、 物質の変化と速度、 薬物動態解析、 臨床薬物速度論、 薬剤学実習、 卒論研究
生命の物理では、物理化学や物理学の考え方で生命現象を理解することを学びます。物質の変化と速度では、変化の様式を知るための数学的な記述や考え方を理解します。これらの科目で学んだ基礎的な考え方を背景に、薬物動態解析や臨床薬物速度論では体の中に入った薬がどのような速さで変化していくのかを血中濃度の変化をもとに予測する方法について学びます。また、より深く、使える知識とするために、薬剤実習があります。
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