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有機化学研究室

有機化学の研究は、反応の開発から創薬まで幅広く、薬学の無限のロマンが凝縮されています。当研究室では医薬品開発に役立つ反応、特にたくさんの新規化合物を簡単に合成できる有機反応の開発を目的に、@フッ素官能基の新規導入反応、A活性型カルボニル化合物の合成反応、Bアミド結合形成反応の開発を行っています。特に、開発された反応がその一般性や有用性を認められ、一般に広く使われることを新反応発見の喜びとしています。

スタッフ
教授 北村 正典  准教授 西條 亮介 
助教 久次米 永子 
研究
研究テーマ
  • フッ素原子の特性を活用する新反応の開発
  • 含フッ素化合物ライブラリー構築による生理活性物質の探索研究
  • アミド結合形成反応の開発
  • 水中での反応開発

主要論文
  • Kitamura M., Komine S., Yamada K., Kunishima M.
    Triazine-based dehydrative condensation reagents bearing carbon-substituents.
    Tetrahedron, 76(12), 130900(2020)
  • May K. L., Watanabe G., Saijo R., Kawase M., Gossage R. A.
    On the Electronic Nature of Bis((Z)-1-(benzo[d]oxazol-2-yl)-3.3.3-trifluoroprop-1-en-2-ate)palladium.
    Chem. Pharm. Bull., 67(5), 498-500(2019)
  • Saijo R., Kawase M.
    Cycloaddition Reaction of Mesoionic 4-Trifluoroacetyl-1,3-oxazolium-5-olates with Enamines Affording 2-Trifluoroacetylpyrroles.
    Eur. J. Org. Chem., 2019(7), 1535-1541 (2019)
  • Kitamura M., Sasaki S., Nishikawa R., Yamada K., Kunishima M.
    Imido-substituted triazines as dehydrative condensing reagents for the chemoselective formation of amides in the presence of free hydroxy groups.
    RSC Adv., 8(40), 22482-22489 (2018)

 
教育
担当科目

有機化合物の基本的性質1・2、 有機化合物の性質と反応1・2、創薬化学、 有機化学演習、 有機化学実習、 卒論研究1・2・3


講義・実習概要

有機化合物であるクスリの化学構造式を見ると、クスリの安定性、溶解性、安全性などの化学的性質やクスリの作り方(合成や製造)も分かり、クスリの作用(薬理)が示唆されます。また、一つの新しいクスリが見出され、生産されるまでの間にも有機化学が大きく関わっています。一方、ヒトの構成物質であるタンパク質、炭水化物、脂肪、核酸、酵素などはすべて有機物であり、体のなかの反応であってもそれは厳密に有機化学の法則に従って起こっています。このように有機化学は広範な裾野をもつ学問です。特に、有機化学のすばらしさは、化合物の機能をデザインし、‘役に立つ’化合物を作り出せるところにあります。

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