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マツダイ研究室探訪

医薬情報解析学 研究室
薬学部医療薬学科

学外施設との共同研究で自主性と実践力を養う
 抗がん剤が誘発する末梢神経障害に対する予防・治療薬の開発をメインに、 臨床現場における様々な問題点を解決するため、薬剤師や医師、他大学と積極的に共同研究を行っている医薬情報解析学研究室。4年次は今後の研究に必要な実験の手技を覚え、一人でできるようになるのが目標。 5年次には教員と相談の上でテーマを決めて研究を開始し、6年次に成果を出すというのが一通りの流れとなる。
 「教員主導型で研究を進める研究室が多い中、当研究室では学生の自主性を尊重しているのが大きな特徴です」と話す高取教授。学生が主体となり、研究の進め方や方向性、スケジュールなどの決定はもとより、外部の共同研究者ともコミュニケーションを取りながら自由に研究を進めている。実際に外部の共同研究者とのやり取りを重ねている石川さんは「共同研究者とのやり取りは他の研究室ではなかなかできない。貴重な経験をさせてもらえていると感じています」という。
 もちろん学生個々に任せきりではなく、2週間に一度みんなが集まるセミナーで研究の進捗を報告して意見を出し合ったり、自分にない視点に気付いたりする場となっている。片頭痛をテーマにカルテ調査を行っている水野さんは「“自由”には責任がついてくる。何をしなければいけないのかを見つける力がついたと感じています」と話す。

薬学部医療薬学科教授 高取 真吾

2023(令和5)年度 薬学部 研究業績一覧


    天倉吉章*、好村守生、内倉 崇(他1名)
    Characterization of phenolic constituents in hazelnut kernels
    2023/04, Biosci. Biotechnol. Biochem.

    長岡憲次郎*(他4名)
    Filter blot method: A simple method for measuring 3-nitrotyrosine in proteins of atmospheric particulate matter.
    2023/04, Environ Pollut.

    鍋加浩明(他11名)
    Administration of prosaposin-derived neurotrophic factor to neural tube defects facilitates regeneration and restores neurological functions
    2023/04, iScience

    高取真吾、武智研志(他3名)
    Association between nocturnal falls and hypnotic drug use in older patients at acute care hospitals
    2023/4, Eur J Clin Pharmacol

    畑 晶之(他4名)
    Computational Screening of Inhibitory Compounds for SARS-Cov-2 3CL Protease with a Database Consisting of Approved and Investigational Chemicals
    2023/05, Chem. Pharm. Bull.

    玉井栄治、関谷洋志(他5名)
    Structural and biochemical characterization of Clostridium perfringens pili protein B collagen-binding domains.
    2023/05, FEBS Lett.

    渡邉真一(他12名)
    Hospital pharmacist interventions for the management of oral mucositis in patients with head and neck cancer receiving chemoradiotherapy: a multicenter, prospective cohort study
    2023/05, Supportive care in cancer

    渡邉真一(他4名)
    愛媛県下の抗菌薬適正使用支援加算算定施設における薬剤師の活動内容と課題に関する現状調査
    2023/06, 社会薬学

    明樂一己*、見留英路(他6名)
    A study on the chemical stability of cholesterol-lowering drugs in concomitant simple suspensions with magnesium oxide
    2023/08, Journal of Pharmaceutical Health Care and Sciences

    田母神淳(他4名)
    Raman optical activity of retinal chromophores in sensory rhodopsin U
    2023/08, J. Phys. Chem. B

    野元 裕(他6名)
    バンコマイシン初期投与設計におけるノモグラムの有用性および筋蛋白量を指標とした臨床的評価
    2023/09, 愛媛県病薬会誌

    天倉吉章*、好村守生、内倉 崇(他2名)
    Identification of antioxidative hydrolyzable tannins in water chestnut
    2023/09, Molecules

    坂本宜俊*、中村承平(他2名)
    Effects of Granulated Lactose Characteristics and Lubricant Blending Conditions on Tablet Physical Properties in Direct Powder Compression
    2023/09, Chem. Pharm. Bull.

    奈良敏文*、田母神淳(他5名)
    Key determinants for signaling in the sensory rhodopsin II/transducer complex are different between Halobacterium salinarum and Natronomonas pharaonic
    2023/09, FEBS. Lett.

    鍋加浩明*(他8名)
    Tracking of Prosaposin, a Saposin Precursor, in Rat Testis
    2023/09, Journal of Histochemistry & Cytochemistry

    渡邉真一(他6名)
    バンコマイシン初期投与設計におけるノモグラムの有用性および筋蛋白量を指標とした臨床的評価
    2023/09, 愛媛県病薬会誌

    天倉吉章、中島光業、好村守生、奥山 聡(他1名)
    愛媛県産柑橘の機能性成分探索とその作用機序解析:地域資源の利活用をめざして
    2023/10,松山大学創立百周年記念論文集

    玉井栄治*、関谷洋志(他3名)
    Biochemical Characterizations of the Putative Amidase Endolysin Ecd18980 Catalytic Domain from Clostridioides difficile.
    2023/11, Biol Pharm Bull.

    高取真吾(他7名)
    Renin-angiotensin-aldosterone system inhibitors are associated with improved paclitaxel-induced peripheral neuropathy in lung cancer: a study using administrative claims data
    2023/11, Biol Pharm Bull.

    畑 晶之(他5名)
    In Silico Identification of Inhibitory Compounds for SARS-Cov-2 Papain-Like Protease
    2023/12, Chem. Pharm. Bull.

    明樂一己、舟橋達也、見留英路、田邊知孝*、長岡憲次郎(他3名)
    Analysis of the vibrioferrin biosynthetic pathway of Vibrio parahaemolyticus
    2023/12, Biometals

    中西雅之*、日野真美、野元 裕
    Trypanosoma brucei proliferates normally even after losing all S-adenosylhomocysteine hydrolase genes.
    2023/12, Biochem. Biophys. Res. Commun.

    坂本宜俊*、中村承平(他3名)
    Effect of Powdered Cellulose Nanofiber with Different Particle Sizes on the Physical Properties of Tablets Manufactured via Direct Compression
    2023/12, Chem. Pharm. Bull.

    鍋加浩明(他6名)
    Neurotoxic stimulation alters prosaposin levels in the salivary systems of rats
    2023/12, Cell and Tissue Research

    武智研志(他19名)
    Concomitant Use of Multiple Nephrotoxins including Renal Hypoperfusion Medications Causes Vancomycin-Associated Nephrotoxicity: Combined Retrospective Analyses of Two Real-World Databases
    2023/12, Acta med Okayama

    明樂一己、見留英路*(他7名)
    Preparation of[1'-13C]citric acid as a probe in a breath test to evaluate tricarboxylic acid cycle flux
    2024/01, Journal of Labelled Compounds and Radiopharmaceuticals

    天倉吉章*、好村守生、内倉 崇(他3名)
    Chromatographic evaluation and characterization of constituents of sunflower seed extract used as food additives
    2024/01, Chem. Pharm. Bull.

    長岡憲次郎(他7名)
    Hepatic glucuronidation of tetrabromobisphenol A and tetrachlorobisphenol A: interspecies differences in humans and laboratory animals and responsible UDP-glucuronosyltransferase isoforms in humans
    2024/01, Arch Toxicol.

    中島光業*、奥山 聡、澤本篤志(他1名)
    Sulconazole induces pyroptosis promoted by interferon-γ in monocyte/macrophage lineage cells
    2024/03, Journal of Pharmacological Sciences

    中島光業*、澤本篤志、奥山 聡(他2名)
    Tipepidine activates AMPK and improves adipose tissue fibrosis and glucose intolerance in high-fat diet-induced obese mice
    2024/03, FASEB J



    注:アンダーラインは論文の筆頭著者、右肩に「*」は論文責任者(corresponding author)

2023(令和5)年度 学会・研究会 研究発表


天倉吉章
既存添加物ヒマワリ種子抽出物の成分解析(第2報)
日本食品化学学会第29回総会・学術大会(富山国際会議場)、6/8〜6/9

中西雅之
Protein N-glycosylations affect intracellular trafficking of proteins in Trypanosoma brucei
第75回日本細胞生物学会(奈良県コンベンションセンター)、6/30

澤本篤志
N-Caffeoyltryptophanは脂肪細胞への糖取り込みを促進し耐糖能を改善する
生体機能と創薬シンポジウム2023(徳島大学)、8/24〜8/25

秋山伸二
薬剤使用期間中の患者フォローアップ実施調査
日本社会薬学会第41年会(昭和大学)、9/9〜9/10

嶋武^耶
膵癌に対するGnP療法におけるILD発現のリスク因子探索
日本社会薬学会第41年会(昭和大学)、9/9〜9/10

明樂一己
脳卒中易発症高血圧自然発症ラット尿のIH NMRメタボノミクス解析
日本分析化学会 第72年会(熊本城ホール)、9/13〜9/15

澤本篤志
脂肪生成に影響を及ぼす物質に関する研究
第62回日本薬学会・日本薬剤師会・日本病院薬剤師会 中国四国支部学術大会(高知県立大学 他)、10/28〜10/29

武智研志
第7回フォローアップ・セミナー 臨床薬理学集中講座受講者による多施設共同研究
第44回日本臨床薬理学会学術総会(神戸国際会議場)、12/6

明樂一己
13C 核磁気共鳴スペクトロスコピーによる脳卒中易発症高血圧自然発症ラット尿中代謝物の標的プロファイリング
第14回日本安定同位体・生体ガス医学応用学会大会(東邦大学医療センター大森病院臨床講堂)、12/8〜12/9

高取真吾
ドラッグリポジショニングによる化学療法誘発性 末梢神経障害(CIPN)に対する予防薬の開発
岡山県病院薬剤師会 西地区学術講演会(倉敷中央病院 看護研修センター)、1/30

武智研志
医療従事者に必要な情報リテラシー〜医療倫理の観点から〜
松山市民病院 医学に関する倫理研修(オンデマンド)、2/1

武智研志
演習3:歯科領域の臨床試験 AMED 研究公正高度化モデル開発支援事業に基づく研究倫理準専門家(研究倫理コンサルタント)養成
パイロット研修会(東京理科大学 PORYA神楽坂)2/9〜2/10

中村承平
セルロースナノファイバー(CNF)の機能性医薬品添加剤としての適用
PLCM(耕薬)研究会 第17回シンポジウム(名城大学)、2/22

武智研志
臨床データを活用した、薬学研究・新たな治療法の開発
がんプロ第13回公開講座(オンライン)2/24

澤本篤志
高脂肪食負荷マウスに対するチペピジンの代謝調節作用
第27回 アディポサイエンスシンポジウム(千里ライフサイエンスセンター)、3/8〜3/9

中西雅之
リボ核タンパク質のトランスフェクションによるハプトグロビン−ヘモグロビン受容体のマーカーレスin situタギング
第93回日本寄生虫学会大会(順天堂大学)、3/10

畑 晶之
CYP3A4による医薬品代謝物の予測に関する研究(5)
日本薬学会第144年会(パシフィコ横浜)、3/29〜3/31

山内行玄
メカノケミカル固相重合法を利用したジクロフェナクの徐放性製剤の開発
日本薬学会第144年会(パシフィコ横浜)、3/29〜3/31

中西雅之
ムラサキシキブCallicarpa japonica葉に含まれる抗トリパノソーマ活性成分
日本薬学会第144年会(パシフィコ横浜)、3/29〜3/31

玉井栄治
Clostridioides difficile溶菌酵素の生化学的および構造学的解析
日本薬学会第144年会(パシフィコ横浜)、3/29〜3/31

好村守生
ボクソクの成分研究
日本薬学会第144年会(パシフィコ横浜)、3/29〜3/31

天倉吉章
Narirutin含有素材としての‘愛媛果試第48号’果実
日本薬学会第144年会(パシフィコ横浜)、3/29〜3/31

中村承平
粒子径の異なる粉末化セルロースナノファイバーが直接粉末圧縮法により製造した錠剤の物理的性質に及ぼす影響
日本薬学会第144年会(パシフィコ横浜)、3/29〜3/31

田母神淳
高度好塩菌Halobacterium salinarumの光センサータンパク質センサリーロドプシンIIのTyr171→Phe置換による光化学特性への影響
日本薬学会第144年会(パシフィコ横浜)、3/29〜3/31

澤本篤志
鎮咳薬チペピジンは高脂肪食誘発肥満マウスの耐糖能異常を改善する
日本薬学会第144年会(パシフィコ横浜)、3/29〜3/31

奥山 聡
‘愛媛果試第48号’およびナリルチンの脳内における抗炎症作用
日本薬学会第144年会(パシフィコ横浜)、3/29〜3/31

マツダイ研究室探訪

有機化学 研究室
薬学部医療薬学科

実験研究+座学=「人生観」学びを通して「心の目」を養う
 「有機化学」とは、炭素を含む有機化合物を研究対象とする化学の一分野だ。医薬品をはじめ工業製品、ペットボトル、ナイロン繊維など、身のまわりの様々なものに有機化合物が使われており、私たちの生活にとても身近な学問といえる。有機化学研究室の今年度のテーマは大きく二つ。まず一つは、医薬品の合成に役立つ反応開発。多くの医薬品に含まれているフッ素原子を、より効率的に導入する反応の開発に挑んでいる。もう一つは、生体現象を明らかとする発光性分子の開発。有機分子の集まりである生体内で何が起こっているのか。シグナル伝達などの生体現象を可視化する、つまり私たちの「目」となる発光性分子の開発だ。
 これらの研究において対象となる有機化合物の仕組みは、目に見えないもの。だからこそ、想像力や思考する力が重要だと北村正典教授は話す。「我々は、注意を向けなければ在る物が視界に入っていたとしても見えません。逆に、注視することによって、実際には目に見えない分子の様子が心の中に広がります。当研究室では、学びを通じて“心の目”を養うことを目標に、日々努力を重ねています」。そのためのファーストステップとして、配属された4年次生は、まず有機化学反応の練習実験を個々に行う。全員同じ内容の実験を行うが、その結果はほとんどが違うものになるという。そこで、皆で話し合い、その原因を手探りで突き止めていく。「自分と仲間の経験を擦り合わせ、原因究明に達したときの一体感はこの上ないものです」と話す。

薬学部医療薬学科教授 北村 正典

2022(令和4)年度 薬学部 研究業績一覧


    武智研志*、高取真吾(他8名)
    高校生の尿中コチニン値を用いた受動喫煙の実態と受動喫煙に対する認識調査―高校生が制作した動画を用いた喫煙防止教育の効果―
    2022/04, YAKUGAKU ZASSHI

    武智研志(他19名)
    Identification of prophylactic drugs for oxaliplatin-induced peripheral neuropathy using big data.
    2022/04, Biomedicine & Pharmacotherapy

    北村正典(他4名)
    Synthesis and characterization of tetraphenylammonium salts.
    2022/05, Nature Communications

    中島光業、澤本篤志、奥山 聡*(他6名)
    The Beneficial Effects of Citrus kawachiensis Peel on Neurogenesis in the Hippocampus and Gut Microbiota Changes in a Chronic Unpredictable Mild Stress Mouse Model.
    2022/05, Nutraceuticals

    渡邉真一
    左室駆出率が低下した心不全患者における入院期間に影響を与える因子の探索
    2022/05, 愛媛県病薬会誌

    天倉吉章(他1名)
    “産官学”連携で“学”の知見を機能性表示食品に!! 〜中高年者の認知機能維持に貢献する河内晩柑果汁飲料の開発〜
    2022/07, 温古知新

    中島光業、奥山 聡(他3名)
    Activation of Extracellular Signal-Regulated Kinase 2 and cAMP Response Element-Binding Protein in Cultured Neurons by the Macrocyclic Ellagitannin Oenothein B.
    2022/07, NeuroSci

    明樂一己*、見留英路、舟橋達也、田邊知孝(他10名)
    Degradation and inactivation efficacy of ozone water for antineoplastic drugs in hospital settings.
    2022/08, Journal of Oncology Pharmacy Practice

    玉井 栄治*、関谷洋志(他3名)
    Biochemical Characterizations of the Putative Endolysin Ecd09610 Catalytic Domain from Clostridioides difficile.
    2022/08, Antibiotics (Basel)

    中島光業*、澤本篤志、奥山 聡(他6名)
    Ibudilast Reduces IL-6 Levels and Ameliorates Symptoms in Lipopolysaccharide-Induced Sepsis Mice.
    2022/08, Biological and Pharmaceutical Bulletin

    鍋加浩明(他12名)
    A comprehensive design for prevention and management of COVID-19 in a tertiary medical institution in Bangladesh
    2022/08, The Journal of Infection in Developing Countries

    坂本宜俊*、中村承平(他1名)
    The Effect of Cellulose Nanofibers on the Manufacturing of Mini-Tablets by Direct Powder Compression
    2022/09, Chem. Pharm. Bull.

    北村正典(他12名)
    Measurement of Hepatic CYP3A4 and 2D6 Activity Using Radioiodine-Labeled O-Desmethylvenlafaxine.
    2022/10, Int. J. Mol. Sci.

    武智研志(他17名)
    Association between statin use and daptomycin-related musculoskeletal adverse events: A mixed approach combining a meta-analysis and a disproportionality analysis.
    2022/10, Clinical Infectious Diseases

    天倉吉章(他9名)
    Overlooked switch from transient sedation to sustained excitement in the Biphasic effects of Ephedra Herb extrract administered orally to mice.
    2022/11, Journal of Ethnopharmacology

    武智研志(他12名)
    Trends in Investigator-Initiated Clinical Studies at a University Hospital after Enforcement of the 2018 Clinical Trials Act in Japan
    2022/12, Biological and Pharmaceutical Bulletin

    明樂一己*、見留英路、舟橋達也、田邊知孝(他9名)
    Study on the Use of Ozone Water as a Chemical Decontamination Agent for Antineoplastic Drugs in Clinical Settings.
    2023/02, Annals of Work Exposures and Health

    田母神淳
    プロトンポンプ型微生物ロドプシンのプロトン輸送機構に関する研究
    2023/02, YAKUGAKU ZASSHI

    澤本篤志、奥山 聡、中島光業*(他3名)
    N-Caffeoyltryptophan enhances adipogenic differentiation in preadipocytes and improves glucose tolerance in mice.
    2023/02, Biochimica et Biophysica Acta (BBA) - General Subjects

    高取 真吾(他6名)
    統合失調症患者の喫煙に対する意識とその特性
    2023/02, 日本精神薬学会会誌

    中島光業、澤本篤志、奥山 聡*(他2名)
    Effects of Citrus kawachiensis Peel in Frailty-like Model Mice Induced by Low Protein Nutrition Disorders.
    2023/03, Antioxidants

    武智研志*、高取真吾(他2名)
    Association between nocturnal falls and hypnotic drug use in older patients at acute care hospitals.
    2023/03, Eur. J. Clin. Pharmacol.

著書・研究ノート・その他


武智研志
月刊薬事 Generalist & Specialistを目指そう! 薬剤師業務の強化メソッド 臨床研究の心得
2022/08, じほう

渡邉真一
がん支持医療テキストブック
2022/10, 金原出版株式会社

武智研志(他20名)
相談事例から考える研究倫理コンサルテーション
2022/10, 医歯薬出版

舟橋達也
衛生薬学 基礎・予防・臨床 改訂第4版 第U章2 感染症とその予防 第V章3-A 微生物による食中毒
2023/03,南江堂



注:アンダーラインは論文の筆頭著者、右肩に「*」は論文責任者(corresponding author)

2022(令和4)年度 学会・研究会 研究発表


渡邉真一
口腔粘膜炎対策において大学が出来ること
第15回日本緩和医療薬学会(オンライン開催)、5/14〜5/15

中西雅之
トリパノソーマ原虫において複合型N結合糖鎖がハプトグロビンヘモグロビン受容体の局在に及ぼす影響
第91回日本寄生虫学会大会、5/28〜5/29、とかちプラザ(北海道)

渡邉真一
愛媛県下の抗菌薬適正使用支援加算算定施設における薬剤師の活動内容と課題に関する現状調査
第37回日本環境感染学会総会・学術集会、6/16〜6/18、パシフィコ横浜(神奈川)

武智研志
オキサリプラチン誘発末梢神経障害に及ぼすレニン・アンジオテンシン・アルドステロン系阻害薬の抑制効果
第31回 霧島神経薬理フォーラム、8/12〜8/13、岡山理科大学(岡山)

澤本篤志
酸棗仁のBDNF産生作用
第68回年会 日本生薬学会、9/10〜9/11、松山大学(オンライン開催)

奥山 聡
河内晩柑果皮の海馬神経新生と腸内細菌叢に対する作用解析
第68回年会 日本生薬学会、9/10〜9/11、松山大学(オンライン開催)

奥山 聡
河内晩柑果皮および含有成分の中枢神経系における作用解析
第68回年会 日本生薬学会、9/10〜9/11、松山大学(オンライン開催)

中西雅之
アフリカトリパノソーマ原虫でコピー数多型を示すSAHH遺伝子の配列解析
第77回日本寄生虫学会西日本支部大会、9/22、大阪大学(オンライン開催)

武智研志
職種をこえた多施設共同研究の実施にむけて
第32回日本医療薬学会年会、9/23〜9/25、Gメッセ群馬・高崎芸術劇場(群馬)

関谷洋志
溶菌酵素Ecd09610の生化学的解析
第75回日本細菌学会中四国支部総会、10/1、就実大学(オンライン開催)

田邊知孝
腸炎ビブリオのcAMP receptor proteinによる3型分泌装置の発現制御
第54回ビブリオシンポジウム、10/21、琉球大学(沖縄)

畑 晶之
CYP3A4によるClomipramine代謝に関する量子化学的研究
第61回日本薬学会・日本薬剤師会・日本病院薬剤師会中国四国支部学術大会、11/5〜11/6、広島国際会議場(広島)

渡邉真一
口腔粘膜炎 Up To Date
第11回愛媛口腔ケア研究会、11/27、愛媛大学医学部40周年記念講堂

武智研志
第6回フォローアップ・セミナー 臨床薬理学集中講座受講者による臨床薬理共同研究推進体制の構築に向けた取り組み
第43回日本臨床薬理学会学術総会、12/1、パシフィコ横浜(神奈川)

燻謳^吾
レニン・アンジオテンシン系阻害剤とパクリタキセル誘発性末梢神経障害の関連:DPCデータを用いたレトロスペクティブ観察研究
第44回 日本疼痛学会、12/3、長良川国際会議場(岐阜)

武智研志
薬剤師に必要な情報リテラシーの活用
愛媛県薬剤師会研修会、12/8、愛媛県薬剤師会館(オンライン開催)

渡邉真一
放射線性味覚障害モデルマウスの作製
日本がん口腔支持療法学会 第8回学術大会(オンライン開催)、12/17〜12/18

奥山 聡
脳機能調節作用・メンタルヘルスと食品成分
健康食品セミナー、2/1、一般財団法人 医療経済研究・社会保険福祉協会(オンライン開催)

武智研志
倫理審査において陥りやすいしくじりポイント
日本臨床試験学会第14回学術集会総会in金沢、2/9〜2/10、石川県立音楽堂(石川)

渡邉真一
TDMの基本的な考え方とガイドライン2022年版における変更点について
第482回愛媛県病院薬剤師会南予支部薬学セミナー(オンライン開催)、2/18

澤本篤志
コーヒー成分N-Caffeoyltryptophanは脂肪細胞分化を促進し耐糖能を改善する
日本農芸化学会2023年度大会、3/14〜3/17、広島コンベンションホール(オンライン開催)

玉井栄治
ウエルシュ菌の線毛構成タンパク質CppBとCppAの生化学的および構造学的解析
第96回日本細菌学会総会、3/16〜3/18、アクリエひめじ(兵庫)

関谷洋志
ディフィシル菌の溶菌酵素CD18980の生化学的解析
第96回日本細菌学会総会、3/16〜3/18、アクリエひめじ(兵庫)

畑 晶之
クラスD β-ラクタマーゼによる基質脱アシル化反応に関する研究(2)
日本薬学会第143年会、3/25〜3/28、北海道大学(北海道)

山内行玄
メカノケミカル固相重合法を利用した結腸へのターゲッティング製剤の開発
日本薬学会第143年会、3/25〜3/28、北海道大学(北海道)

見留英路
ビブリオフェリンの生合成解析に向けた生合成中間体の合成と酵素反応の検討
日本薬学会第143年会、3/25〜3/28、北海道大学(北海道)

中西雅之
アフリカトリパノソーマ原虫におけるS-アデノシルホモシステイン加水分解酵素遺伝子のノックアウトとコピー数多型
日本薬学会第143年会、3/25〜3/28、北海道大学(北海道)

日野真美
神経成長因子前駆体proNGFが誘導するアポトーシスの低分子化合物による特異的阻害
日本薬学会第143年会、3/25〜3/28、北海道大学(北海道)

天倉吉章
既存添加物ヒマワリ種子抽出物の成分解析
日本薬学会第143年会、3/25〜3/28、北海道大学(北海道)

坂本宜俊
集中治療室におけるバンコマイシン治療に対する薬剤師の介入の評価
日本薬学会第143年会、3/25〜3/28、北海道大学(北海道)

中村承平
機能性添加剤としてセルロースナノファイバーを用いた直接粉末圧縮法による口腔内崩壊錠の製造
日本薬学会第143年会、3/25〜3/28、北海道大学(北海道)

橋本 満
Carboxylesteraseに対するフラボノイド類による阻害様式の解析
日本薬学会第143年会、3/25〜3/28、北海道大学(北海道)

澤本篤志
N-Caffeoyltryptophanは脂肪細胞のエネルギー貯蔵能を亢進する
日本薬学会第143年会、3/25〜3/28、北海道大学(北海道)

奥山 聡
SHRSP/IzmおよびダブルコンジェニックSHRSP/Izmに対する柑橘果皮成分の作用解析
日本薬学会第143年会、3/25〜3/28、北海道大学(北海道)

秋山伸二
集中治療室におけるバンコマイシン治療に対する薬剤師の介入の評価
日本薬学会第143年会、3/25〜3/28、北海道大学(北海道)

嶋武^耶
就労者を対象としたベンゾジアゼピン系薬剤の長期使用に関する要因の評価
日本薬学会第143年会、3/25〜3/28、北海道大学(北海道)

中西雅之
S-アデノシルホモシステイン加水分化酵素遺伝子を破壊したアフリカトリパノソーマ原虫のメタボローム解析
第92回日本寄生虫学会大会、3/30〜3/31、金沢歌劇座(石川)

渡邉真一
放射線誘発性マウス小腸粘膜炎に対するバルプロ酸ナトリウムの効果
日本薬学会第143年会、3/25〜3/28、北海道大学(北海道)

渡邉真一
低アルブミン血症ラットにおけるミダゾラムの作用遷延および作用増強に関する薬理学的検討
日本薬学会第143年会、3/25〜3/28、北海道大学(北海道)

研究トピックス

がん治療で誘発される口腔粘膜炎に対し、
動物モデルを用いて治療効果を検証する

がん治療の背景にある重篤な副作用に着目
 これまでに、歯科口腔外科を含む多くの病棟で様々な患者さんに出会いました。がん治療に伴う口腔粘膜炎の痛みに苦しみ、食事を摂ることもできない患者さんがいることを目の当たりにし、自分が思っていた以上に口腔粘膜炎は深刻な副作用だと実感。そのことがきっかけとなり、がんの化学療法や放射線療法によって誘発される口腔粘膜炎に関する研究を続けています。
近年、放射線療法や、がん細胞の特定部位にターゲットを絞って直接アプローチする分子標的薬などの新しい治療法の研究が進み、今では実際に臨床で使用されています。しかし、分子標的薬や、放射線療法には副作用として重篤な口腔粘膜炎が発症する場合がよくあります。殺細胞性の抗がん薬で発症する吐き気や骨髄抑制、脱毛などの副作用については1960年頃から研究が行われており、今ではある程度対処方法が分かってきています。とはいえ、口腔粘膜炎に関しては、1990年代後半から研究が始まったばかりで、そもそも口腔粘膜炎を研究対象にしている研究者も少ないというのが現状。しかし、口腔粘膜炎はがん患者の※QOLを著しく低下させ、治療そのものを阻害することにもなる深刻な副作用なのです。

薬学部医療薬学科准教授 渡邉 真一

2021(令和3)年度 薬学部 研究業績一覧


    北村正典(他3名)
    Development of a triazinedione-based dehydrative condensing reagent containing 4-(dimethylamino)pyridine as an acyl transfer catalyst.)
    2021/04, The Royal Society of Chemistry

    玉井 栄治*、関谷洋志(他3名)
    Structural and biochemical characterizations of the novel autolysin Acd24020 from Clostridioides difficile and its full-function catalytic domain as a lytic enzyme.
    2021/04, Molecular microbiology

    北村正典(他5名)
    N-Acyltriazinedione; a Novel Acylating Reagent Synthesized from a Triazinone-Type Condensing Reagent. 2021/05, The Pharmaceutical Society of Japan

    玉井 栄治、関谷洋志(他3名)
    X-ray structures of Clostridium perfringens sortase C with C-terminal cell wall sorting motif of LPST demonstrate role of subsite for substrate-binding and structural variations of catalytic site.
    2021/05, Biochem Biophys Res Commun.

    奥山聡、天倉吉章、好村守生、中島光業(他2名)
    Oenothein B, a bioactive ellagitannin, activates the extracellular signal-regulated kinase 2 signaling pathway in the mouse brain.
    2021/05, Plants

    中西雅之(他1名)
    Cargo selection in the early secretory pathway of African trypanosomes.
    2021/05, Parasitology International

    田母神淳(他6名)
    Spectroscopic approach for exploring structure and function of photoreceptor proteins.
    2021/05, Biophys. Physicobiol.

    奥山聡、澤本篤志、中島光業(他1名)
    The Search for Citrus Components with Neuroprotective and Anti-dementia Effects in the Mouse Brain.
    2021/06, YAKUGAKU ZASSHI

    天倉吉章、好村守生(他4名)
    Barricyclin D1-a dimeric ellagitannin with a macrocyclic structure-and accompanying tannins from Barringtonia racemose.
    2021/07, Biosci. Biotech. Biochem.

    坂本宜俊*、中村承平、天倉吉章、好村守生、奥山聡(他3名)
    Preparation of orally disintegrating tablets from active ingredients of citrus peel by direct powder compression for the maintenance of brain function.
    2021/07, Food Science and Technology Research

    田母神淳*(他4名)
    Replaceability of Schiff base proton donors in light-driven proton pump rhodopsins.
    2021/07, J. Biol. Chem.

    明樂一己、見留英路、渡邉真一(他4名)
    Application of quantitative NMR spectroscopy to the quality evaluation of diclofenac gargles as hospital preparations. 2021/08, Chemical and Pharmaceutical Bulletin

    西條亮介、河瀬雅美*
    The Fascinating Chemistry of Mesoionic 4-Trifluoroacetyl-1,3-oxazolium-5-olates and Related Compounds.
    2021/09, HETEROCYCLES

    渡邉真一、山口巧(他7名)
    COVID-19流行期における愛媛県下の病院薬剤部門の関与と対策に関する実態調査
    2021/09, 日本病院薬剤師会雑誌

    高取真吾(他3名)
    農福連携事業を通して社会復帰した人の思いの解明
    2021/09, インターナショナルNursing Care Research

    明樂一己*、見留英路、舟橋達也、田邊知孝(他10名)
    Degradation and inactivation efficacy of ozone water for antineoplastic drugs in hospital settings.
    2021/10, Journal of Oncology Pharmacy Practice

    玉井 栄治*、関谷洋志(他3名)
    Structural and biochemical characterization of the Clostridium perfringens-specific Zn 2+-dependent amidase endolysin, Psa, catalytic domain.
    2021/10, Biochem Biophys Res Commun.

    田母神淳(他3名)
    Conformational analysis of a retinal Schiff base chromophore in proteorhodopsin by Raman optical activity.
    2021/10, J. Phys. Chem. Lett.

    中島光業*、澤本篤志、中西雅之、天倉吉章、好村守生、奥山聡(他3名)
    Cynandione A causes a dynamic change in SIRT1 nuclear trafficking via PKA signaling and beige adipocyte differentiation in 3T3-L1 cells.
    2021/10, European Journal of Pharmacology

    難波弘行*、高取真吾、武智研志、柴田和彦(他5名)
    新型タバコの主観的有害性認識度の評価(松山大学在校生への喫煙防止・禁煙教育の結果)
    2021/10, 禁煙科学

    高取真吾*(他5名)
    Regulatory effects of nicotine on neurite outgrowth in rat superior cervical ganglia cells.
    2021/10, J. Pharmacol. Sci.

    田邊知孝*、舟橋達也、長岡憲次郎(他2名)
    Binding of AraC-type activator DesR to the promoter region of Vibrio vulnificus ferrioxamine B receptor gene.
    2021/11, Biological and Pharmaceutical Bulletin

    高取真吾*、武智研志、柴田和彦、難波弘行(他13名)
    Renin-angiotensin-aldosterone system inhibitors prevent the onset of oxaliplatin-induced peripheral neuropathy: A retrospective multicenter study and in vitro evaluation.
    2021/11, Biological and Pharmaceutical Bulletin

    武智研志(他9名)
    An educational workshop designed for research ethics consultants to educate investigators on ethical considerations.
    2021/11, International Journal of Ethics Education

    武智研志(他11名)
    Academic investigators’ interest in promoting specified clinical trials : Questionnaire survey before and after implementation of the Clinical Trial Act.
    2021/11, J Med Invest

    武智研志(他22名)
    Effects of palonosetron on nausea and vomiting induced by multiple-day chemotherapy A retrospective study.
    2021/11, Biological and Pharmaceutical Bulletin

    武智研志*
    Examination of the antiepileptic effects of valacyclovir using kindling mice -Search for novel antiepileptic agents by drug repositioning using a large medical information database.
    2021/11, Eur. J. Pharmacol.

    天倉吉章、好村守生(他7名)
    Oenothein B in Eucalyptus leaf extract suppress fructose absorption in Caco-2 cells.
    2021/12, Molecules

    舟橋達也、田邊知孝(他9名)
    Iron-Utilization System in Vibrio vulnificus M2799.
    2021/12, Marine Drugs

    天倉吉章(他1名)
    柑橘果皮に含まれる脳機能保護成分の探索と飲料開発
    2022/01, BIOSCIENCE & INDUSTRY

    坂本宜俊*、中村承平(他1名)
    Orally Disintegrating Tablet Manufacture via Direct Powder Compression Using Cellulose Nanofiber as a Functional Additive.
    2022/01, AAPS PharmSciTech

    渡邉真一*(他9名)
    Pharmacy responses during the COVID-19 pandemic: a questionnaire survey
    2022/01, BMC Public Health

    北村正典(他3名)
    Nucleophilic substitution reactions of unbranched alkyl amines using triazine reagents.
    2022/03, Elsevier

    難波弘行(他3名)
    愛媛県松山市における主要な花粉抗原の年間飛散状況〜2019年から2021年の検討〜
    2022/03, 日本花粉学会会誌

    高取真吾、難波弘行*(他5名)
    ヒノキ科花粉飛散数とアレルギー疾患受診者との関係〜2018年から2020年の検討〜
    2021/03, 日本花粉学会会誌



    注:アンダーラインは論文の筆頭著者、右肩に「*」は論文責任者(corresponding author)

2021(令和3)年度 著書・研究ノート・その他


田母神淳*(他1名)
Epigenetics to Optogenetics - A New Paradigm in the Study of Biology: Functional mechanism of proton pump-type rhodopsins found in various microorganisms as a potential effective tool in optogenetics.
2021/06, IntechOpen

澤本篤志、奥山聡、中島光業
シナンジオンAによるベージュ脂肪細胞分化誘導機構の解明
2021/08, アグリバイオ

見留英路(日本薬学会 編)
スタンダード薬学シリーズU 9 薬学演習 U.基礎科学
2021/10, 東京化学同人

天倉吉章(他9名)
Chapter 34 - Analgesic effects of Ephedra herb and ephedrine alkaloids-free Ephedra herb extract (EFE)
2021/11, Treatments, Mechanisms, and Adverse Reactions of Anesthetics and Analgesics

天倉吉章
新訂生薬学 改訂第9版
2021/12, 南江堂

難波弘行
愛媛県松山市における年間ヒノキ科花粉数の比較-2021年のヒノキ科花粉観測結果及び2022年の予測-
2021/12, 中国・四国空中花粉研究会誌

難波弘行
岡山県における2022年ヒノキ科花粉飛散数の予測
2021/12, 中国・四国空中花粉研究会誌

難波弘行
花粉飛散予測 2022年列島だより 岡山市:中部、南部とも過去10年よりやや多く
2021/12, Medical Tribune

舟橋達也
「新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部を改正する法律」の公布に伴って改正された「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(感染症法)」について
2022/02, ファルマシア



注:アンダーラインは論文の筆頭著者、右肩に「*」は論文責任者(corresponding author)

2021(令和3)年度 学会・研究会 研究発表


中村承平
脳保護作用成分を含有する柑橘果皮を主成分とした口腔内崩壊錠の直接粉末圧縮法による製造
日本薬剤学会第36年会(徳島)5/13〜15 オンライン開催

橋本 満
ヒトカルボキシルエステラーゼ阻害剤のラットアイソザイム対する阻害作用とその阻害様式の比較
日本薬剤学会第36年会(徳島)5/13〜15 オンライン開催

渡邉真一
乳がんの薬物療法時に注意すべき相互作用 〜安心して食べられる柑橘はありますか?〜
第13回日本がん薬剤学会学術大会(松山)5/29

渡邉真一
口唇の乾燥予防に適した保湿剤の検討 ランダム化二重盲検比較試験
第6回日本がんサポーティブケア学会学術集会 5/30 オンライン開催

天倉吉章
はだか麦の成分研究
日本生薬学会第67回年会(オンライン開催)9/19、20

渡邉真一
保険薬局および病院薬剤部門におけるCOVID-19対応に関する実態調査
第36回日本環境感染学会総会・学術集会 9/20 オンライン開催

奥山聡
リポ多糖誘発炎症モデルマウスに対する黄金柑および媛小春果皮の作用
日本農芸化学会 2021年度 西日本・中四国・関西支部 合同大会(鹿児島)9/24〜25 オンライン開催

中西雅之
アフリカトリパノソーマ原虫におけるS-アデノシルホモシステイン加水分解酵素遺伝子のコピー数多型
第76回日本寄生虫学会西日本支部大会(米子)9/25 オンライン開催

関谷洋志
ウェルシュ菌特異的溶菌酵素Psa の触媒ドメインの機能解析
第74回 日本細菌学会中国・四国支部総会(広島)10/9 オンライン開催

武智研志
研究倫理準専門家(研究倫理コンサルタント)養成パイロット研修会 講師として
研究倫理準専門家(研究倫理コンサルタント)養成 パイロット研修会(愛媛)10/11

日野真美
神経成長因子前駆体proNGFとp75受容体の結合を阻害する低分子化合物の探索
第60回 日本薬学会・日本薬剤師会・日本病院薬剤師会 中四国支部学術大会(愛媛)10/23、24 オンライン開催

澤本篤志
鎮咳薬クロペラスチンの脂肪生成抑制効果〜ドラッグ・リポジショニングに向けた検討〜
第60回日本薬学会・日本薬剤師会・日本病院薬剤師会 中国四国支部学術大会(愛媛)10/23、24 オンライン開催

田母神淳
プロトンポンプ型微生物ロドプシンのプロトン輸送機構に関する研究
第60回 日本薬学会・日本薬剤師会・日本病院薬剤師会 中国四国支部学術大会(日本薬学会奨励賞受賞講演)11/8〜21 オンデマンド配信

武智研志
臨床薬理共同研究推進体制の構築に向けた取り組み
第42回日本臨床薬理学会学術総会(宮城)12/9

明樂一己
13C 呼気試験による老齢ラットと若齢ラットのクエン酸回路活性の比較に関する研究
第12回日本安定同位体・生体ガス医学応用学会大会(松山大学)2/10、11

畑 晶之
CYP3A4による医薬品代謝物の予測に関する研究 (4)
日本薬学会第142年会(名古屋)3/25〜28 オンライン開催

玉井栄治
ウェルシュ菌特異的エンドライシンPsaの触媒ドメインの構造および機能解析
日本薬学会第142年会(名古屋)3/25〜28 オンライン開催

天倉吉章
ヘーゼルナッツの成分研究(第3報)
日本薬学会第142年会(名古屋)3/25〜28 オンライン開催

田邊知孝
Vibrio vulnificus におけるAraC型転写活性化因子DesRによるferrioxamine B受容体遺伝子desAの転写機構
日本薬学会第142年会(名古屋)3/25〜28 オンライン開催

橋本 満
ヒトカルボキシエステラーゼに対するフラボノイドの阻害様式
日本薬学会第142年会(名古屋)3/25〜28 オンライン開催

中島光業
リポ多糖誘発敗血症モデルマウスに対するイブジラストの効果
日本薬学会第142年会(名古屋)3/25〜28 オンライン開催

奥山聡
老化促進モデルマウスSAMP8の脳機能障害に対する柑橘果皮成分の作用解析
日本薬学会第142年会(名古屋)3/25〜28 オンライン開催

関谷洋志
ディフィシル菌特異的溶菌酵素CD09610の機能解析
第95回日本細菌学会総会(オンライン開催)3/29〜3/31

マツダイ研究室探訪

衛生化学 研究室
薬学部医療薬学科

研究活動を通じて問題解決能力を養う
 薬学部の学生は、入学後3年間の基礎学習を経て、4年次生より研究室に配属。それぞれの研究室で実験研究に取り組み、さらに学びを深め卒業論文発表会、卒業論文作成に向けて研究 を行う。
舟橋達也教授が指揮をとる衛生化学研究室の研究テーマは、「食中毒細菌や日和見感染菌における鉄獲得機構について、分子生物学的手法を用いて明らかにする」。ほぼすべての生物に必須であり、細菌の生存・増殖にも必須の元素である鉄。地球上で4番目に多い元素だが、多いからといって容易に取り込めるわけではなく、細菌は鉄を効果的に獲得するために様々な機構を持っている。衛生化学研究室では、細菌における鉄獲得機構の仕組みを明らかにすることで、新たな感染症治療薬のターゲットを提示することができるよう研究を進めている。

薬学部医療薬学科教授
舟橋 達也
FUNAHASHI Tatsuya
5年次生
赤松 祐花さん
AKAMATSU Yuuka
5年次生
池田 凌さん
IKEDA Ryo

2020(令和2)年度 薬学部 研究業績一覧


天倉吉章(他7名)
Effect of Ephedra herb on erlotinib resistance in c-Met-overexpressing non-small-cell lung cancer cell line, H1993, through promotion of endocytosis and degradation of c-Met
2020/4, Evidence-Based Complementary and Alternative Medicine

河瀬雅美
化学系薬学分野における研究・教育―主に、卒業研究(2009−2019)における有機合成化学の視座よりー
2020/4, 松山大学論集第32巻第1号

高取真吾(他5名)
Risk factors for Acetaminophen-induced liver injury: A Single-center study from Japan.
2020/4, Clin Ther

渡邉真一
愛媛県におけるセファゾリンの供給低下に伴う対応に関する現状調査
2020/6, 日本病院薬剤師会雑誌

奥山 聡*、澤本篤志、中島光業(他1名)
高血糖および全脳虚血モデルマウスにおける河内晩柑果皮とオーラプテンの神経保護作用
2020/7, 日本薬理学雑誌

西條亮介、関谷洋志、玉井栄治、河瀬雅美 (他7名)
Benzoxazole-Based Metal Complexes to Reverse Multidrug Resistance in Bacteria
2020/9, Antibiotics

高取真吾、難波弘行*(他5名)
ヒノキ科花粉大量飛散年における2019年の花粉情報メール配信の評価
2020/9, 日本花粉学会会誌

舟橋達也、田邊知孝(他6名)
VuuB and IutB reduce ferric-vulnibactin in Vibrio vulnificus M2799
2020/10, BioMetals

澤本篤志、天倉吉章、好村守生、奥山 聡、中島光業*(他5名)
Cynandione A induces adipogenesis and beige adipocyte-related phenotype in 3T3-L1 cells
2020/10, Phytochemistly Letter

明樂一己、見留英路
安定同位体13Cの医療薬学への応用 ー標識合成と薬物の動態、代謝を中心にー
2020/11, 安定同位体と生体ガス

天倉吉章*、好村守生(他2名)
Characterization of compoments in natural products for the evaluation of existiing food additives in Japan
2021/1, Chemical and Pharmaceutical Bulletin

奥山 聡、天倉吉章、澤本篤志、中島光業、好村守生(他5名)
Isolation and characterization of neroprotective components from citrus peel and their application as functional food
2021/1, Chemical and Pharmaceutical Bulletin

好村守生*、天倉吉章(他1名)
Identification of Phenolic Constituent and Inhibitory Activity of Persimmon Calyx and Shiteito against Tumor Cell Proliferation
2021/1, Chemical and Pharmaceutical Bulletin

長岡憲次郎 (他12名)
Role of HO-1 against Saturated Fatty Acid-Induced Oxidative Stress in Hepatocytes
2021/3, Nutrients

関谷洋志、玉井栄治(他4名)
A Putative Amidase Endolysin Encoded by Clostridium perfringens St13 Exhibits Specific Lytic
Activity and Synergizes with the Muramidase Endolysin Psm
2021/3, Antibiotics

渡邉真一(他4名)
Impact of urinary albumin excretion on the onset of adverse reactions to vancomycin hydrochloride
2021/3, International journal of clinical pharmacology and therapeutics


著書・研究ノート・その他

高取真吾(他4名)
ニコチンによる血管周囲交感神経分布促進作用の機序解明
2020/06, 喫煙科学研究財団研究年報

渡邉真一
ハイリスク薬チェックシート 第4版
2020/09, じほう

中島光業*、澤本篤志、奥山 聡
In vitro T 細胞活性化実験系を利用した健康寿命延伸物質の探索
2020/10, 細胞

高取真吾
角膜の神経分布
2020/11, 「眼科」誌 特集企画「角膜知覚を極める」

難波弘行*(他4名)
愛媛県松山市における2花粉観測施設の年間ヒノキ科花粉の比較−2019年と2020年のヒノキ科花粉観測結果及び2021年の予測−
2020/12, 中国・四国空中花粉研究会誌 第31号

難波弘行*(他4名)
岡山県における年間ヒノキ科花粉数の推移-2021年の年間ヒノキ科花粉予測数
2020/12, 中国・四国空中花粉研究会誌 第31号

難波弘行
花粉飛散予測 2021年列島だより−全国の空中花粉研究者から−大半の地域で過去10年平均を下回る 「岡山市:中部、南部とも過去10年より少ない」、「松山市:過去10年平均より少ない飛散か」
2020/12, Medical Tribune Vol.53(No.24)

難波弘行
重要な花粉症の原因花粉の基礎と飛散時期
2021/02, 診断と治療2

渡邉真一
がん薬物療法副作用管理マニュアル 第2版
2021/02, 診断と治療2

難波弘行* 第22回日本花粉学会(論文賞)受賞論文
『Impact of e-mail-delivered Cupressaceae pollen dispersal data on prophylactic treatment and patient satisfaction.』紹介
2021/03, 日本花粉学会誌

注:アンダーラインは論文の筆頭著者、右肩に「*」は論文責任者(corresponding author)

2020(令和2)年度 学会・研究会 研究発表


田邊知孝
腸炎ビブリオのvibrioferrin生合成経路の解析(見留英路、長岡憲次郎、舟橋達也 共同研究)
日本薬学会第141年会(広島) 3/28 オンライン

長岡憲次郎
ラクトフェリンの免疫調節作用におけるタンパク質消化の影響(田邊知孝、舟橋達也 共同研究)
第59回日本薬学会・日本薬剤師会・日本病院薬剤師会中国四国支部学術大会 2/7 オンライン

玉井栄治
はじめてみようX線結晶構造解析共同研究2 -線毛と溶菌酵素の構造と機能-
第94回日本細菌学会総会(招待講演) 3/23-3/25 オンライン

関谷洋志
ディフィシル菌のエンドペプチダーゼAcd24020の機能解析(玉井栄治 共同研究)
第73回日本細菌学会中国・四国支部総会 10/17-10/18 徳島大学 蔵本キャンパス 長井記念ホール

天倉吉章
ヘーゼルナッツの成分研究(第2報)(内倉 崇、好村守生 共同研究)
日本薬学会第141年会(広島) 3/28 オンライン

内倉 崇
ヒシノミの成分研究(好村守生、天倉吉章 共同研究)
日本薬学会第141年会(広島) 3/29 オンライン

田母神淳
Future perspective of spectroscopic study on structure and function of photoreceptor proteins
第58回日本生物物理学会年会(オーガナイザー兼発表)(オンライン開催) 9/17 Gメッセ群馬

畑 晶之
シトクロムP-450による一酸素原子添加反応における中間体構造に関する研究
日本薬学会第141年会(広島) 3/27 オンライン

中島光業
カロリー制限模倣物探索のためのT細胞活性化抑制実験系(天倉吉章、好村守生、澤本篤志、奥山 聡、古川美子 共同研究)
第20回日本抗加齢医学会総会(オンライン開催) 9/26-10/10 浜松町コンベンションホール&Hybridスタジオ(静岡)

中島光業
医薬品のカロリー制限模倣物活性の評価の試み(澤本篤志、奥山 聡 共同研究) 日本薬学会第141年会(広島)3/26-3/29 オンライン

奥山 聡
ヘプタメトキシフラボンの神経保護作用 
ノビレチン研究会 第4回学術研究会 12/12 オンライン

奥山 聡
脳卒中易発症ラットの一過性全脳虚血障害に対する河内晩柑果皮成分の神経細胞保護作用(澤本篤志、中島光業、古川美子 共同研究)
日本薬学会第141年会(広島) 3/26-3/29 オンライン

武智研志
酸化ストレスが及ぼす不妊症への影響〜病院・薬学部との連携〜
第41回日本臨床薬理学会学術総会 12/3 福岡国際会議場(福岡)

武智研志
臨床薬理共同研究推進体制の構築に向けた事例紹介
第41回日本臨床薬理学会学術総会 12/3 福岡国際会議場(福岡)

渡邉真一
"口腔支持療法の最前線"
日本臨床腫瘍薬学会学術大会2021 3/6-3/7 オンライン

難波弘行
"愛媛県松山市における主要な花粉抗原の飛散期間〜花粉飛散数とアレルギー疾患受診者数との関係〜"
日本花粉学会第61回大会 10/10 オンライン

古川美子
"河内晩柑の機能性を活かし中高年者の認知機能維持に貢献する果汁飲料の開発"
日本農芸化学会(2020・2021年度)学会賞等授賞式、受賞者講演 3/18 ホテルメトロポリタン仙台(宮城)

松岡一郎
臨床事例における倫理課題の解決を導く2・3年次共通専門科目「医療倫理1・2」のオンライン実施(坂本宜俊、高取真吾、渡邉真一、二瓶真理子 共同研究)
日本薬学会第141年会(広島) 3/27 オンライン

マツダイ研究室探訪

感染症学 研究室
薬学部医療薬学科

粘り強く取り組む姿勢が薬剤師としての第一歩
 風邪や腹痛、インフルエンザなど、私たちの生活に身近な症状も多い感染症。例えば発熱や喉の痛みには一般的に抗生物質が処方されるが、それはなぜ効くのか。
感染症学研究室では、病気を引き起こす細菌をターゲットとし、それらに効果のある成分を分析、最終的には新薬の開発も見据えて研究に取り組んでいる。今年度の全体テーマは『病気を起こす細菌を殺す酵素(溶菌酵素)の構造を明らかにし、構造と機能の関係を解明する』。「要するに、人に悪さをする菌を、酵素の力を使ってやっつけるには?という研究です」、玉井栄治教授がわかりやすく教えてくれた。

薬学部医療薬学科教授
玉井 栄治
TAMAI Eiji
6年次生
山内 幸奈さん
YAMAUCHI Yukina
5年次生
河崎 樹里奈さん
KAWASAKI Jurina

2019(令和1)年度 薬学部 研究業績一覧

中村 承平*、坂本 宜俊(他2名)
Utility of Microcrystalline Cellulose for Improving Drug Content Uniformity in Tablet Manufacturing Using Direct Powder Compression
2019.04,AAPS PharmSciTech
古川 美子*、澤本 篤志、奥山 聡、中島 光業(他6名)
Effects of carbazole derivatives on neurite outgrowth and hydrogen peroxide-induced cytotoxicity in neuro2a cells. 2019.04,Molecules
奥山 聡、澤本 篤志、中島 光業、古川 美子*(他3名)
Continual Treatment with the Peels of Citrus kawachiensis (Kawachi Bankan) Protects against Dopaminergic Neuronal Cell Death in a Lipopolysaccharide-Induced Model of Parkinson's Disease.
2019.04,J Nutr Sci Vitaminol.
中西 雅之*、日野 真美、好村 守生、天倉 吉章、野元 裕
Identification of Sinensetin and Nobiletin as Major Antitrypanosomal Factors in a Citrus Cultivar
2019.05,Exp Parasitology
河瀬 雅美、西條 亮介(他3名)
On the Electronic Nature of Bis((Z)-1-(benzo[d]oxazol-2-yl)-3.3.3-trifluoroprop-1-en-2-ate)palladium.
2019.05,Chem. Pharm. Bull.
高取 真吾*(他6名)
Nerve growth factor (NGF) has an anti-tumor effects through perivascular innervation of neovessels in HT1080 fibrosarcoma and HepG2 hepatitis tumor in nude mice
2019.05,J. Pharmacol. Sci.
山内 行玄*(他4名)
Development of a novel polymeric prodrug synthesized using plasma-induced radicals of polycrystalline carbohydrates.
2019.06,Photopolym. Sci. Technol.
山内行玄(他4名)
Effects of plasma surface treatment on cell adhesion to biocompatible polymer brushes.
2019.06,Photopolym. Sci. Technol.
山内行玄(他4名)
Application to nano drug carrier using polymer nano-film synthesized on self-assembled phospholipid layer fabricated by plasma-assisted method.
2019.06,Photopolym. Sci. Technol.
玉井 栄治、関谷 洋志(他3名)
Structures of major pilins in Clostridium perfringens demonstrate dynamic conformational change.
2019.08,Acta Crystallogr D Struct Biol.
中村 承平*、坂本 宜俊(他3名)
Utility of Microcrystalline Cellulose to Prevent Drug Segregation in Direct Powder Compression
2019.08,Journal of Drug Delivery Science and Technology
澤本 篤志*、奥山 聡、中島 光業、古川 美子
Citrus flavonoid 3,5,6,7,8,3',4'-heptamethoxyflavone induces BDNF via cAMP/ERK/CREB signaling and reduces phosphodiesterase activity in C6 cells
2019.08,Pharmacological reports
天倉 吉章、好村 守生(他5名)
Structures, NMR spectroscopic features, and cytotoxic properties of oligomeric hellinoyl (m-GO-m-GOG)-type ellagitannins from the galls of Tamarix aphylla
2019.09,J. Nat. Prod.
天倉 吉章(他13名)
Analgesic effects of Ephedra herb extract, ephedrine, and pseudoephedrine on formalin-induced pain
2019.09,Biol. Pharm. Bull.
天倉 吉章(他15名)
麻黄の副作用とエフェドリンアルカロイド除去麻黄エキス(EFE)の安全性
2019.11,薬学雑誌
天倉 吉章*、好村 守生(他6名)
Effects of the squeezing technique and heat treatment on the citrus functional components of Citrus kawachiensis (Kawachi bankan) fruit
2019.12,Food Sci. Technol. Res.
澤本 篤志*、奥山 聡、中島 光業、古川 美子(他1名)
Heptamethoxyflavone inhibits adipogenesis via enhancing PKA signaling
2019.12,European Journal of Pharmacology
澤本 篤志、奥山 聡、古川 美子、中島 光業*(他4名)
T-cell activation-inhibitory assay: a proposed novel method for screening caloric restriction mimetics.
2019.12,Biomed Res.
渡邉 真一*、山口 巧、高取 真吾(他11名)
Association between daptomycin susceptibility and teicoplanin resistance in Staphylococcus epidermidis
2019.12,Scientific Reports
古川 美子*、奥山 聡、澤本 篤志、中島 光業(他2名)
Citrus Auraptene Induces Glial Cell Line-Derived Neurotrophic Factor in C6 Cells
2019.12,Int J Mol Sci.
天倉 吉章*、好村 守生、奥山 聡、中島 光業、古川 美子(他2名)
Identification of the characteristic components in walnut and anti-inflammatory effect of glansreginin A as an indicator for quality evaluation.
2020.01,Biosci Biotechnol Biochem.
好村 守生、天倉 吉章*、(他14名)
Quality evaluation and characterization of fractions with biological activity from Ephedra herb extract and ephedrine alkaloids-free Ephedra herb extract
2020.02,Chem. Pharm. Bull.
渡邉 真一*、山口 巧(他13名)
愛媛県における抗菌薬適正使用チームの設置状況と活動内容に関する現状調査
2020.03,日本病院薬剤師会雑誌
古川 美子*、奥山 聡、澤本 篤志、中島 光業(他3名)
Citrus Auraptene Induces Expression of Brain-Derived Neurotrophic Factor in Neuro2a Cells
2020.03,Molecules


著書・研究ノート・その他
難波 弘行
「岡山市:2019年、過去10年より少ない」、「松山市:2019年、過去10年平均を大幅に下回る」
2019.12,Medical Tribune
難波 弘行(他31名)
はじめるとりくむ災害薬学 (災害時における粉塵とアレルギー疾患への対策)
2019.04,南山堂
松岡 一郎(他22名)
世界薬学探訪記
2019.04,Amazon Kindle e-book
渡邉 真一(他10名)
全ナースが知っておきたい基本のくすり&お薬問題解決法
2019.06,月刊ナーシング
渡邉 真一(他34名)
臨床場面ですぐわかる!くすりの知識 改訂第2版
2019.09,南江堂
畑 晶之(他12名)
コンパス物理化学 改訂第3版
2019.12,南江堂
難波 弘行*(他5名)
愛媛県松山市における年間ヒノキ科花粉の推移-2020年の年間ヒノキ科花粉数の検討?,
2019.12,中国四国空中花粉研究会誌
難波 弘行*(他4名)
岡山県における年間ヒノキ科花粉数の推移-2020年の年間ヒノキ科花粉予測数-
2019.12,中国四国空中花粉研究会誌
渡邉 真一(他19名)
がん治療に伴う粘膜障害マネジメントの手引き2020年版
2020.02,金原出版
難波 弘行、高取 真吾(他15名)
コンパス調剤学-実践的アプローチから理解する-「改訂第3版」
2020.02,南江堂
明樂 一己、見留 英路(他23名)
アップデート 薬学機器分析学
2020.03,廣川書店
舟橋 達也(他19名)
衛生薬学-基礎・予防・臨床-「改訂第3版」
2020.03,南江堂
舟橋 達也(他27名)
コンパス衛生薬学-健康と環境-「改訂第3版」
2020.03,南江堂
※アンダーラインは論文の筆頭著者、右肩に「*」は論文責任者(corresponding author)。

2019(令和1)年度 学会・研究会 研究発表

田邊 知孝
腸炎ビブリオのPvsA/B/D/Eタンパク質によるvibrioferrinの生合成
第92回日本細菌学会総会、2019/4/23、札幌コンベンションセンター(北海道)
玉井 栄治
ウエルシュ菌線毛の構造解析(関谷洋志 共同研究)
第92回日本細菌学会総会2019/4/23、札幌コンベンションセンター(北海道)
関谷 洋志
ディフィシル菌由来グルコサミニダーゼの解析(玉井栄治 共同研究)
第92回日本細菌学会総会、2019/4/24、札幌コンベンションセンター(北海道)
天倉 吉章
柑橘成分研究?愛媛の柑橘を分析してわかったこと?
第26回医食農連携プラットフォーム研究会、2019/5/10、愛媛大学(愛媛)
難波 弘行
松山大学における2019年のヒノキ科花粉飛散状況?2019年の予測数と実測数に関して
2019年度中国・四国空中花粉研究会第1回幹事会・総会、2019/6/9、サンポートホール高松(香川)
山内 行玄
Development of A Novel NSAIDs Polymeric Prodrug by Utilizing Low-temperature Plasma Technique
第36回国際フォトポリマーコンファレンス、2019/6/26、幕張メッセ国際会議場(千葉)
高取 真吾
ニコチンによる血管周囲交感神経分布促進作用の機序解明(川崎 博己、相良 英憲 共同研究)
公益財団法人 喫煙科学研究財団 第34回平成30年度助成研究発表会、2019/7/23、京王プラザホテル(東京)
小林 三和子
ピロカルピン投与てんかんモデルマウス海馬におけるBRINPファミリー遺伝子の発現変化(松岡一郎 共同研究)
NEURO2019( 第42回日本神経科学大会・第62回日本神経化学会大会)、2019/7/26、朱鷺メッセ(新潟)
渡邉 真一
がん化学療法/放射線治療による口内炎モデル動物の作製と活用
技術情報セミナー、2019/8/6、技術情報協会(東京)
坂本 宜俊
卒業研究の客観的評価を志向したルーブリック評価導入の試み(天倉吉章、松岡一郎、山口巧 共同研究)
第4回日本薬学教育学会大会、2019/8/24、大阪大学(大阪)
松岡 一郎
学生グループの協働により医療倫理事例の課題解決策を導く「医療倫理1」の実施(坂本宜俊、高取真吾、渡邉真一、二瓶真理子 共同研究)
第4回日本薬学教育学会大会、2019/8/24、大阪大学(大阪)
中西 雅之
アフリカトリパノソーマ原虫は,複合型N-グリカンを失うとヒト血清への抵抗性を得る
第27回分子寄生虫学ワークショップ&第17回分子寄生虫・マラリア研究フォーラム、2019/8/30、道後温泉花ゆづき(愛媛)
難波 弘行
喫煙防止・禁煙支援に関する松山大学の初年次教育の評価-2011年度〜2018年度の喫煙率年次推移-
第14回日本禁煙科学会学術総会、2019/9/21、大阪商業大学(大阪)
天倉 吉章
エフェドリンアルカロイド除去麻黄エキス(EFE)の活性画分の解析と評価
日本生薬学会第66回年会、2019/9/23、北里大学(東京)
秋山 伸二
4年次事前学習へのセルフメディケーション授業の導入(柴田和彦、松岡一郎 共同研究)
第10回宇和島市薬剤師会学術大会、2019/10/6、市立宇和島病院(愛媛)
難波 弘行
知っておきたいヒノキ科花粉症の基礎知識?基本的な対策と治療について?
日本花粉学会第60回大会(2019年)、2019/10/13、高知大学、高知文化プラザかるぽーと(高知)
奥山 聡
河内晩柑果皮成分の脳機能に及ぼす作用の解析と食品素材としての新たな展開(澤本篤志、中島光業、古川美子 共同研究)
第8回食品薬学シンポジウム、2019/10/18、静岡県立大学(静岡)
明樂 一己
安定同位体13C標識化合物の合成供給と代謝解析への応用
第11回日本安定同位体・生体ガス医学応用学会大会、2019/10/26、東邦大学医療センター大森病院(東京)
高取 真吾
レニン・アンジオテンシン系阻害薬による抗がん剤誘発末梢神経障害の抑制
第29回日本医療薬学会年会、2019/11/2、福岡国際会議場、福岡サンパレス、マリンメッセ福岡、ホテル日航福岡(福岡)
難波 弘行
松山市における年間ヒノキ科花粉飛散数の年次推移?2020年のヒノキ科花粉飛散数の予測-
第58回日本薬学会・日本薬剤師会・日本病院薬剤師会 中国四国支部学術大会、2019/11/9、サンポートホール高松、かがわ国際会議場(香川)
澤本 篤志
ヘプタメトキシフラボンは3T3-L1細胞の脂肪細胞分化を抑制する(中西雅之、奥山聡、古川美子、中島光業 共同研究)
第58回日本薬学会・日本薬剤師会・日本病院薬剤師会 中国四国支部学術大会、2019/11/10、サンポートホール高松 かがわ国際会議場(香川)
田邊 知孝
Vibrio vulnificusにおける転写調節因子DesRによるferrioxamine B 受容体遺伝子desAの転写活性化機構(舟橋 達也 共同研究)
第72回日本細菌学会中国・四国支部総会、2019/11/24、米子市文化ホール(鳥取)
玉井 栄治
ウエルシュ菌の線毛の構造と機能解析(関谷洋志 共同研究)
第72回日本細菌学会中国・四国支部総会、2019/11/24、米子市文化ホール(鳥取)
関谷 洋志
C.difficileのエンドペプチターゼCD630_11350の生化学的解析(玉井栄治 共同研究)
第72回日本細菌学会中国・四国支部総会、2019/11/24、米子市文化ホール(鳥取)
渡邉 真一
日常臨床に役立つ粘膜障害マネジメントの手引きのチェックポイント
日本がん口腔支持療法学会 第5回学術大会、2019/11/30、国立がん研究センター研究所(東京)
奥山 聡
河内晩柑果皮の認知機能障害改善作用の解析(澤本篤志、中島光業、古川美子 共同研究)
日本農芸化学会中四国支部第56回講演会、2020/1/25、愛媛大学(愛媛)
松岡 一郎
医療安全を支える英国の薬剤師養成・薬学教育
科研費補助金「『薬害HIV』問題の日英比較(基盤研究B 17H02595)」による研究会、2020/1/26、松山大学温山記念会館(兵庫)
玉井 栄治
ディフィシル菌のオートリシンCD24020触媒ドメインの構造と機能解析(関谷洋志 共同研究)
第93回日本細菌学会総会、2020/2/20、ウインクあいち(愛知)
奥山 聡
抗認知症作用を有する柑橘成分の探索と作用機序解析(澤本篤志、中島光業、古川美子 共同研究)
日本薬学会第140年会、2020/3/5、Web要旨集公開により発表
澤本 篤志
酸棗仁によるBDNF産生促進作用のメカニズム解析(奥山聡、中島光業、古川美子 共同研究)
日本薬学会第140年会、2020/3/5、Web要旨集公開により発表
舟橋 達也
Aeromonas hydrophilaが産生する溶血毒素の鉄制御機構
日本薬学会第140年会、2020/3/5、Web要旨集公開により発表
日野 真美
PC12細胞の分化に伴うニーマンピック病C型関連タンパク質2の発現変動の解析
日本薬学会第140年会、2020/3/5、Web要旨集公開により発表
山内 行玄
メカノケミカル固相重合法を利用したナリジクス酸の高分子プロドラッグの開発
日本薬学会第140年会、2020/3/5、Web要旨集公開により発表
中西 雅之
栽培品種カンキツ類の果皮に含まれる抗トリパノソーマ成分の分離と同定
日本薬学会第140年会、2020/3/5、Web要旨集公開により発表
橋本 満
種々のヒトカルボキシルエステラーゼ阻害剤のラットアイソザイムへの阻害効果とその結合部位の検討
日本薬学会第140年会、2020/3/5、Web要旨集公開により発表
畑 晶之
CYP3A4によるエリスロマイシンN-脱メチル化反応に関する研究
日本薬学会第140年会、2020/3/5、Web要旨集公開により発表
古川 美子
柑橘由来成分aurapteneはアストロサイトーマC6細胞においてGDNF発現を誘導する(奥山聡、澤本篤志、中島光業 共同研究)
日本薬学会第140年会、2020/3/5、Web要旨集公開により発表
中島 光業
T細胞活性化抑制を指標としたカロリー制限模倣物探索の試み(澤本篤志、奥山聡、古川美子 共同研究)
日本薬学会第140年会、2020/3/5、Web要旨集公開により発表
西條 亮介
4?クロロジフルオロアセチルアズラクトンを用いたジフルオロメチレンδ?ラクトンの合成
日本薬学会第140年会、2020/3/5、Web要旨集公開により発表
天倉 吉章
既存添加物レイシ抽出物及びカキ色素の成分解析(好村守生 共同研究)
日本薬学会第140年会、2020/3/5、Web要旨集公開により発表

マツダイ研究室探訪

医療薬学 研究室
薬学部医療薬学科

臨床現場で生じている
問題解決の糸口を研究室から
 近年、薬剤師は薬局や病院内での調剤業務等に留まらず、より近い存在で患者と向き合うことが求められている。それに伴い、薬学教育も調剤室からベッドサイドへと、実学への転換を図っている。医療薬学研究室では、病院薬剤師経験を持つ山口教授のもと、臨床現場で生じている問題について解決の糸口を見出すことをテーマに研究している。
「特に医薬品による副作用の軽減と、患者や医薬品使用者の不都合(リスク)を軽減するため、現場の薬剤師とのつながりを大切にしながら、一緒に研究を進めています」と山口教授。よって、医療薬学研究室を志望するのは、将来、病院や保険薬局などの臨床現場で薬剤師として活躍したいという希望を持つ学生が多い。
最先端の臨床現場から
刺激を受ける環境
 具体的な研究テーマは「抗がん剤の新たな投与方法による患者の身体的負担の軽減」、そして「医薬品に対する意識と医薬品使用時の対応行動の関係性に関する解析」。愛媛大学医学部附属病院薬剤部や保険薬局の薬剤師と共同研究を行っている。
学生たちは"研究がどのように患者の治療に活かされていくのか"研究室で出たデータをいかに臨床現場に活かしていくのか"を常に考えながら答えを探っていくという。

薬学部教授
山口 巧
YAMAGUCHI Takumi
5年次生
安藤 里紗さん
ANDO Risa
4年次生
黒河 幸朗さん
KUROKAWA Yukiro

2018(平成30)年度 薬学部 研究業績一覧

    学術論文
  • 舟橋 達也 田邊 知孝(他9名)
    Identification of the heme acquisition system in Vibrio vulnificus M2799.
    2018/04, Microbial Pathogenesis
  • 中村 承平*、坂本 宜俊(他3名)
    Preparation of Controlled-Release Particles Based on Spherical Porous Silica Used as the Drug Carrier by the Dry Coating Method.
    2018/04, AAPS PharmSciTech,
  • 奥山 聡、澤本 篤志、天倉 吉章、好村 守生、中島 光業、古川 美子*(他6名)
    Neuroprotective effect of Citrus kawachiensis (Kawachi Bankan) peels, a rich source of naringin, against global cerebral ischemia/reperfusion injury in mice.
    2018/04, Biosci. Biotechnol. Biochem.
  • 高取 真吾
    Preventive effects of renin-angiotensin system inhibitors on oxaliplatin-induced peripheral neuropathy: A retrospective observational study.
    2018/04, Clin. Ther.
  • 玉井 栄治(他8名)
    Expression of glyceraldehyde-3-phosphate dehydrogenase on the surface of Clostridium perfringens cells.
    2018/06, Anaerobe,
  • 松岡 一郎、小林 三和子(他9名)
    Existence of NEU1 sialidase on mouse thymocytes whose natural substrate is CD5.
    2018/05, Glicobiology,
  • 奥山 聡*、澤本 篤志、中島 光業、古川 美子(他6名)
    The peel of Citrus kawachiensis (kawachi bankan) ameliorates microglial activation, tau hyper-phosphorylation, and suppression of neurogenesis in the hippocampus of senescence-accelerated mice.
    2018/05, Biosci. Biotechnol. Biochem.
  • 田母神 淳、奈良 敏文(他10名)
    Interhelical interactions between D92 and C218 in the cytoplasmic domain regulate proton uptake upon N-decay in the proton transport of Acetabularia rhodopsin II.
    2018/06, J. Photochem. Photobiol. B.
  • 小林 三和子、松岡 一郎*(他3名)
    Decreased Parvalbumin and Somatostatin neurons in medial prefrontal cortex in BRINP1-KO mice.
    2018/06, Neuroscience Letters,
  • 西條 亮介、関谷 洋志、玉井 栄治、牧 純、河瀬 雅美*(他4名)
    Synthesis and Antimicrobial Activity of 2-Trifluoroacetonylbenzoxazole Ligands and Their Metal Complexes.
    2018/07, Chem. Pharm. Bull.
  • 田母神 淳(他6名)
    Photocycle of sensory rhodopsin II from Halobacterium salinarum (HsSRII): Mutation of D103 accelerates M decay and changes the decay pathway of a 13-cis O-like species,
    2018/07, Photochem. Photobiol.
  • 奥山 聡、古川 美子(他6名)
    Auraptene in the peels of Citrus Kawachiensis (Kawachibankan) contributes to the preservation of cognitive function: A randomized, placebo-controlled, double-blind study in healthy volunteers.
    2018/07, J. Prev. Alz. Dis.
  • 高取 真吾*、難波 弘行(他6名)
    Preventive effects of renin-angiotensin system inhibitors on oxaliplatin-induced peripheral neuropathy: A retrospective observational study.
    2018/04, Clin. Ther.
  • 奥山 聡*、澤本 篤志、中島 光業、古川 美子(他4名)
    Inhibitory effects of auraptene and naringin on astroglial activation, tau hyperphosphorylation, and suppression of neurogenesis in the hippocampus of streptozotocin-induced hyperglycemic mice.
    2018/08, Antioxidants
  • 奥山 聡*、澤本 篤志、中島 光業、古川 美子(他5名)
    Suppressive effects of the peel of Citrus kawachiensis (Kawachi Bankan) on astroglial activation, tau phosphorylation, and inhibition of neurogenesis in the hippocampus of type 2 diabetic db/db mice.
    2018/08, Biosci. Biotechnol. Biochem.
  • 松岡 一郎
    薬学教育の枠組みを「知る」ことからFD 活動を考える
    2018/09, 薬学教育,
  • 田母神 淳(他5名)
    Low-temperature Raman spectroscopy reveals small chromophore distortion in primary photointermediate of proteorhodopsin.
    2018/09, FEBS Lett.
  • 田邊 知孝*、舟橋 達也(他4名)
    Transcriptional regulation of the ferric aerobactin receptor gene by a GntR-like repressor IutR in Vibrio furnissii.
    2018/10, FEMS Microbio. Lett.,
  • 牧 純
    医療人類学の下位領域としての寄生虫病に関する史的考究:伝統的な薬材・食材にみる二面性「寄生虫の発見と医療的価値の認識」
    2018/10, 松山大学論集第30巻第4-2号,
  • 松岡 一郎、小林 三和子(他6名)
    Mutations induced by 8-oxo-7,8-dihydroguanine in WRN- and DNA polymerase λ-double knockdown cells.
    2018/10, Mutagenesis,
  • 西條 亮介、関谷 洋志、玉井 栄治、牧 純、河瀬 雅美*(他6名)
    Benzoxazole-based Zn(II) and Cu(II) Complexes Overcome Multidrug-resistance in Cancer.
    2018/11, Anticancer Res.,
  • 牧 純
    社会的,経済的損失をもたらす寄生虫感染とその予防策に関する文化人類学のための基本的研究―「寄生虫病」をもたらす病原体に関する文献調査研究―
    2018/12, 松山大学論集第30巻第5-2号
  • 天倉 吉章*、好村守生(他6名)
    Characterization of UV-sensitive marker constituents of Polygala Root for TLC: applications in quality control of single crude drug extract preparations.
    2018/12, Chem. Pharm. Bull.
  • 奥山 聡、天倉 吉章、好村 守生、澤本 篤志、中島 光業、古川 美子*(他5名)
    Auraptene/naringin-rich fruit juice of Citrus kawachiensis (Kawachi Bankan) prevents ischemia-induced neuronal cell death in mouse brain through anti-inflammatory.
    2019/01, J. Nutr. Sci. Vitaminol.
  • 西條 亮介、河瀬 雅美
    Cycloaddition Reaction of Mesoionic 4-Trifluoroacetyl-1,3-oxazolium-5-olates with Enamines Affording 2-Trifluoroacetylpyrroles,
    2019.02, Eur. J. Org. Chem.
  • 高取 真吾*(他5名)
    Nerve growth factor has an anti-tumor effects through perivascular innervation of neovessels in HT1080 fibrosarcoma and HepG2 hepatitis tumor in nude mice.
    2019.02,J. Pharmacol. Sci.
  • 中島 光業*、古川 美子、奥山 聡、澤本 篤志、天倉 吉章、好村 守生(他2名)
    Hydrolysable tannins, gallic acid, and ellagic acid in walnut reduced 3-(4,5-dimethylthiazol-2-yl)-2,5-diphenyltetrazolium bromide (MTT) reduction in T-cells cultured from the spleen of mice.
    2019/03, PharmaNutrition
  • 中西 雅之*、日野 真美、好村 守生、天倉 吉章、野元 裕
    Identification of sinensetin and nobiletin as major antitrypanosomal factors in a citrus cultivar.
    2019/03, Exp Parasitol.
  • 坂本 宜俊*、中村 承平(他2名)
    Potential Use of Magnesium Oxide as an Excipient to Maintain the Hardness of Orally Disintegrating Tablets during Unpackaged Storage.
    2019/03, Chem. Pharm. Bull.
  • 高取 真吾、難波 弘行*(他8名)
    Impact of e-mail-delivered Cupressaceae pollen dispersal data on prophylactic treatment and patient satisfaction.
    2019/03, Jpn. J. Palynol.,
  • 著書・研究ノート・その他
    渡邉 真一
    知らないと危ない!病棟でよく使われるくすり
    2018/05, 照林社,
  • 坂本 宜俊
    粉体の表面処理・複合化技術集大成−基礎から応用まで−
    2018/07, 株式会社テクノシステム,
  • 渡邉 真一
    高齢患者さんのお薬問題これだけガイド
    2018/08, 月刊ナーシング,
  • 渡邉 真一
    新薬創出のための口内炎のモデル動物作製,
    2018/11, PHARMSTAGE
  • 難波 弘行
    花粉症特集 2019年列島だより−全国の空中花粉研究者から−「松山市:年次気温差、着花状況から2018年よりやや多めに」
    2018/12, Medical Tribune第2部 special issue
  • 難波 弘行
    特集:花粉の状況と対策 花粉症における原因花粉と花粉症対策 −ヒノキ科花粉の飛散状況と花粉症関連疾患−,
    2018/12, 粉体技術 一般社団法人日本粉体工業技術協会
  • 難波 弘行*(他4名)
    岡山県における2019年の年間ヒノキ科花粉の予測
    2018/12, 中国・四国空中花粉研究会誌第29号
  • 難波 弘行*(他5名)
    愛媛県松山市における2018年の年間ヒノキ科花粉予測数と実測数の検討,
    2018/12, 中国・四国空中花粉研究会誌第29号
  • 牧 純、畑 晶之、明樂 一己(他1名)
    頭字語から入る薬学部学生の英単語学修資料作成の試み(ノート),
    2019/03, 言語文化研究第38巻第2号,


  • ※アンダーラインは論文の筆頭著者、右肩に「*」は論文責任者(corresponding author)。

2018(平成30)年度 学会・研究会 研究発表

  • 田母神 淳
    アセタブラリアロドプシンIIのプロトン取り込み機構に関与するD92-C218残基間の相互作用
    日本生物物理学会第10回中国四国支部大会,2018/5/19,高知大学(高知)
  • 難波 弘行
    松山大学における2,018年のヒノキ科花粉飛散状況〜2018年の予測数と実測数に関して〜
    平成30年度中国・四国空中花粉研究会第1回幹事会・総会,2018/6/17,サンポートホール高松5階53会議室(香川),
  • 高取 真吾
    ワルファリンの薬効および副作用発現に及ぼす血漿アルブミン値の影響(野元 裕 共同研究)
    第21回日本医薬品情報学会学術大会,2018/6/30,鈴鹿医療科学大学,
  • 高取 真
    Nicotine has an opposite effect on neurite outgrowth of rat cervical ganglia cells and PC12 cells(相良 英憲 共同研究)
    WCP2018,2018/7/2,Kyoto International Conference Center (京都),
  • 奥山 聡
    老化促進モデルマウス(SAMP8)に対する河内晩柑果皮乾燥粉末の効果(澤本篤志、中島光業、古川美子 共同研究)
    第33回老化促進モデルマウス(SAM)学会学術大会,2018/7/15,静岡県立大学(静岡)
  • 高取 真吾
    オキサリプラチン誘発末梢神経障害に対するレニン・アンジオテンシン系阻害薬の抑制効果:後方視的観察研究(難波 弘行 共同研究)
    第16回日本臨床腫瘍学会学術集会,2018/7/21,神戸国際会議場、神戸国際展示場、神戸ポートピアホテル(兵庫)
  • 渡邉 真一
    地方でのオーファンドラッグ使用状況と輸入感染症領域での薬剤師の関わりについて,
    第22回日本渡航医学会学術集会,2018/7/22,松山市総合コミュニティセンター(愛媛),
  • 高取 真吾,
    ニコチンによる血管周囲交感神経分布促進作用の機序解明
    第33回 喫煙科学研究財団助成研究発表会,2018/7/24,京王プラザホテル(東京)
  • 奥山 聡
    河内晩柑果皮の脳機能に及ぼす影響について
    第6回食品機能性評価技術研究会,2018/7/3,二番町ホール(愛媛)
  • 高取 真吾
    抗がん剤による末梢神経障害に対する新規予防法の確立に向けた挑戦
    第29回霧島神経薬理フォーラム,2018/8/18,日本文理大学湯布院研修所(大分)
  • 高取 真吾
    スニチニブ誘発高血圧の機序解明
    第29回霧島神経薬理フォーラム,2018/8/18,日本文理大学湯布院研修所(大分)
  • 高取 真吾
    PC12細胞の神経突起伸長に及ぼすニコチンの影響(相良 英憲、柴田 和彦 共同研究)
    第29回霧島神経薬理フォーラム,2018/8/18,日本文理大学湯布院研修所(大分)
  • 高取 真吾
    大規模医療情報を活用した抗がん剤誘発副作用に対する予防薬の探索
    第29回霧島神経薬理フォーラム,2018/8/18,日本文理大学湯布院研修所(大分)
  • 奥山 聡
    柑橘果皮の抗認知症作用を活かした食品の開発とその作用機序の解析
    生体機能と創薬シンポジウム,2018/8/23,福岡大学(福岡)
  • 渡邉 真一
    薬剤師から見たがん治療に伴う口腔粘膜炎〜機序・対処法〜
    第3回日本がんサポーティブケア学会学術集会,2018/9/1,福岡国際会議場(福岡)
  • 天倉 吉章
    薬用植物エキスライブラリーを利用した愛媛県内採取植物エキスの活性試験(中西雅之,好村守生 共同研究)
    第35回和漢医薬学会学術大会,2018/9/2,長良川国際会議場(岐阜)
  • 松岡 一郎
    英国の薬学教育システムと薬剤師生涯研鑽へのつながり
    第3回日本薬学教育学会大会,2018/9/2,昭和大学
  • 小林 三和子
    BRINP1の欠損による大脳皮質前頭前野のGABAニューロンサブタイプの発現変化(松岡一郎 共同研究)
    第40回日本生物学的精神医学会・第61回日本神経化学会大会 合同年会,2018/9/7,神戸国際会議場(兵庫)
  • 天倉 吉章
    認知症予防素材を探る in vitro試験による生薬のスクリーニング(好村守生、奥山聡、古川美子 共同研究)
    日本生薬学会第65回年会,2018/9/17,安田女子大学(広島)
  • 難波 弘行、高取 真吾
    ヒノキ科花粉飛散時期における花粉飛散情報のメール配信について−2017年におけるメール配信有用性の検討−(難波 弘行 共同研究)
    日本花粉学会 第59回大会,2018/9/21,アスト津(三重)
  • 中西 雅之
    アフリカトリパノソーマ原虫は不要な糖鎖を作っているらしい
    第26回分子寄生虫学ワークショップ,第16回分子寄生虫・マラリア研究フォーラム合同大会",2018/9/22,道後温泉 花ゆづき(愛媛)
  • 中西 雅之
    S-アデノシルホモシステイン加水分解酵素の蛍光性基質の開発(日野真美、野元裕 共同研究)
    第91回 日本生化学会大会,2018/9/25,国立京都国際会館(京都)
  • 見留 英路
    13C呼気試験によるTCA回路活性評価に向けた1-13C-α-ケトグルタル酸の合成と1'-13C-クエン酸合成法の改良(共同研究:明樂一己)
    第10回日本安定同位体・生体ガス医学応用学会大会,2018/9/29,崎陽軒本店(神奈川)
  • 田邊 知孝
    腸炎ビブリオが産生するシデロフォア、Vibrioferrinの生合成経路について(舟橋達也 共同研究)
    第71回日本細菌学会中国・四国支部総会,2018/10/6,愛媛大学(愛媛)
  • 牧 純
    松山大学大学院医療薬学研究科における寄生虫学教育-社会薬学の視点より
    日本社会薬学会第37年会,2018/10/8,日本大学
  • 秋山 伸二
    えひめジョブチャレンジU-15事業 中学生職場体験学習『薬剤師』を受入れて(柴田和彦、松岡一郎、野元裕共同研究)
    日本社会薬学会第37年会,2018/10/8,日本大学
  • 高取 真吾
    ラット腸間膜動脈血管床の血管機能調節に及ぼすナリルチンの影響(難波 弘行、柴田 和彦 共同研究)
    第57回日本薬学会・日本薬剤師会・日本病院薬剤師会 中四国支部学術大会,2018/10/11,米子コンベンションセンターBIG SHIP、米子市文化ホール(鳥取)
  • 高取 真吾
    PC12細胞の神経突起伸長に及ぼすニコチンの影響(相良 英憲、柴田 和彦 共同研究)
    第57回日本薬学会・日本薬剤師会・日本病院薬剤師会 中四国支部学術大会,2018/10/11,米子コンベンションセンターBIG SHIP、米子市文化ホール(鳥取)
  • 田邊 知孝
    Vibrioferrin生合成経路の解析(舟橋達也 共同研究)
    第52回ビブリオシンポジウム,2018/10/26,ホテルリステル猪苗代(福島)
  • 高取 真吾
    大腸炎モデルラットにおける大腸動脈血管機能の変化
    第71回日本薬理学西南部会,2018/11/17,九州大学(福岡)
  • 古川 美子
    柑橘成分の中枢神経系に及ぼす作用の解析および食品素材への展開
    河内晩柑認知度向上セミナー,2018/11/19,御荘文化センター(愛媛県愛南町)
  • 高取 真吾
    アドバンスト実務実習における研究マインド指向型薬剤師の養成(秋山 伸二、坂本 宜俊、野元 裕 共同研究)
    第28回日本医療薬学会年会,2018/11/25,神戸コンベンションセンター(兵庫)
  • 渡邉 真一
    ビスホスホネート系薬服用患者における歯科受診向上に向けた取り組み(山口巧 共同研究)
    第28回日本医療薬学会年会,2018/11/25,神戸コンベンションセンター(兵庫)
  • 中村 真
    ショウジョウバエ唾液腺におけるE74A翻訳調節に対するdNAT1の役割
    第41回日本分子生物学会年会,2018/11/29,パシフィコ横浜(神奈川)
  • 奥山 聡
    はだか麦の機能性評価に適した病態モデル動物作製への取り組み
    第1回オオムギ資源開発研究セミナー,2018/12/7,愛媛大学農学部(愛媛)
  • 難波 弘行
    松山大学における2019年ヒノキ科花粉の飛散数予測
    平成30年度中国・四国空中花粉研究会第2回幹事会・総会,2019/1/6,丸亀町レッツホール(香川)
  • 古川 美子
    河内晩柑由来 機能性果汁飲料創出の試み 〜愛媛県の産官学の英知を結集して〜
    第140回日本薬学会中国四国支部例会,2019/1/12,松山大学(愛媛)
  • 松岡 一郎
    英国の薬学教育・薬剤師養成,科研費補助金「薬害HIV」問題の日英比較

    (基盤研究B17H02595)による研究会,2019/2/16,熊本市民会館(熊本)
  • 牧 純
    インバウンド旅行者急増を視野に入れた寄生虫学教育-松山大学の例(牧純、関谷洋志、玉井栄治 共同研究)
    第37回日本国際保健医療学会西日本地方会,2019/3/2,第一薬科大学
  • 渡邉 真一
    発現機序から考える多職種による分子標的薬の副作用マネジメント〜たかが口内炎?されど口内炎!〜
    第16回日本乳癌学会東北地方会,2019/3/2,仙台国際センター(宮城)
  • 玉井 栄治
    Clostridium difficleのエンドペプチダーゼ CD_11350とCD_24020の精製と結晶化と生化学的解析
    第6回構造分子微生物学研究会,2019/3/8,香川大学(香川)
  • 関谷 洋志
    溶菌酵素の細胞壁結合ドメインを組み換えたキメラ酵素の解析
    第6回構造分子微生物学研究会,2019/3/8,香川大学(香川)
  • 奥山 聡
    Neuroprotective effects of the peel of Citrus kawachiensis (Kawachi Bankan)and auraptene in the hippocampus of hyperglycemia mice and global cerebral ischemia/reperfusion injury mice(澤本篤志、中島光業、古川美子 共同研究)
    第92回日本薬理学会年会,2019/3/16,大阪国際会議場(大阪)
  • 好村 守生
    柿帶湯及びシテイ分画物の細胞増殖抑制活性(天倉吉章 共同研究)
    日本薬学会第139年会,2019/3/21,"幕張メッセ、ホテルニューオータニ幕張(千葉)
  • 河瀬 雅美
    抗菌活性を示す含フッ素benzoxazole類の構造活性相関研究(西條亮介、関谷洋志、玉井栄治、牧 純 共同研究)
    日本薬学会第139年会,2018/3/21,"幕張メッセ、ホテルニューオータニ幕張(千葉)
  • 牧 純
    松山大学薬学部における寄生虫学教育(関谷洋志、玉井栄治 共同研究)
    日本薬学会第139年会,2019/3/21,"幕張メッセ、ホテルニューオータニ幕張(千葉)
  • 久次米 永子
    抗腫瘍活性を有するN-w-フェニルアルキルピペリジン類の構造と活性について(岩村樹憲 共同研究)
    日本薬学会第139年会,2019/3/22,"幕張メッセ、ホテルニューオータニ幕張(千葉)
  • 舟橋 達也
    Stenotrophomonas maltophiliaにおけるヘム、ヘモグロビン利用能の解析(田邊知孝 共同研究)
    日本薬学会第139年会,2019/3/22,"幕張メッセ、ホテルニューオータニ幕張(千葉)
  • 玉井 栄治
    ウェルシュ菌細胞壁分解酵素CPE1138の生化学的解析とX線構造解析(関谷洋志、牧 純 共同研究)
    日本薬学会第139年会,2019/3/22,"幕張メッセ、ホテルニューオータニ幕張(千葉)
  • 関谷 洋志
    Clostridium difficileの溶菌酵素グルコサミニダーゼの解析(牧 純、玉井 栄治 共同研究)
    日本薬学会第139年会,2019/3/22,"幕張メッセ、ホテルニューオータニ幕張(千葉)
  • 橋本 満
    I型カルボキシルエステラーゼの基質認識性に対する第1α-helix領域の与える影響
    日本薬学会第139年会,2019/3/22,"幕張メッセ、ホテルニューオータニ幕張(千葉)
  • 畑 晶之
    CYP3A4による医薬品代謝物の予測に関する研究(3)
    日本薬学会第139年会,2019/3/22,幕張メッセ、ホテルニューオータニ幕張(千葉)
  • 山内 行玄
    メカノケミカル反応による抗菌薬の高分子プロドラッグの開発
    日本薬学会第139年会,2019/3/22,幕張メッセ、ホテルニューオータニ幕張(千葉)
  • 古川 美子
    河内晩柑果皮継続投与はリポ多糖誘発性パーキンソン病様モデルマウスにおけるドパミン作動性神経細胞死を抑制する(奥山聡、澤本篤志、中島光業 共同研究)
    日本薬学会第139年会,2019/3/22,幕張メッセ、ホテルニューオータニ幕張(千葉)
  • 奥山 聡
    脳卒中易発症ラットの全脳虚血障害に対するナリンギンおよびヘプタメトキシフラボンの作用(澤本篤志、中島光業、古川美子 共同研究)
    日本薬学会第139年会,2019/3/22,幕張メッセ、ホテルニューオータニ幕張(千葉)
  • 西條 亮介
    トリフルオロメタンスルホン酸/ルイス酸を用いたα-トリフルオロメチルカルビノールのリッター反応(河瀬雅美 共同研究)
    日本薬学会第139年会,2019/3/22,幕張メッセ、ホテルニューオータニ幕張(千葉)
  • 小林 三和子
    BRINP1欠損マウス前頭前野におけるGABA作動性ニューロン数の減少(松岡一郎 共同研究)
    日本薬学会第139年会,2019/3/23,幕張メッセ、ホテルニューオータニ幕張(千葉)
  • 明樂 一己
    高血圧自然発症ラットのH¬-NMR尿メタボノミクスによる脳卒中関連代謝物の探索に関する研究(見留英路 共同研究)
    日本薬学会第139年会,2019/3/23,幕張メッセ、ホテルニューオータニ幕張(千葉)
  • 中島 光業
    抗 CD3/CD28抗体で刺激したマウス脾臓T細胞の増殖活性に対するクルミ由来成分の効果の検討(天倉吉章、好村守生、澤本篤志、奥山聡、古川美子 共同研究)
    日本薬学会第139年会,2019/3/23,幕張メッセ、ホテルニューオータニ幕張(千葉)

研究トピックス

ヒノキ科花粉を計測し統計学的に解析
飛散予測と初期療法の有効性を検証する

認知度が低い時代から始めた花粉症の研究
 私が病院に勤務していた頃、スギ花粉症という病名は一般的に知られていませんでした。風邪をひいた上に、目が痒くなって辛いと相談されることが多くありました。この症状は花粉症の症状だったのですが、風邪薬で対処することで効果があるため、花粉症とは認識されませんでした。1989年に花粉や花粉症に詳しい大学教授、医師、薬剤師、検査技師、気象予報士が岡山県で「備讃空中花粉研究会」を設立。マスメディアを通し、広く県民に情報提供を開始したことがきっかけで、花粉症の研究を始めました。この研究会NPO法人花粉情報協会に所属する「中国四国空中花粉研究会」として再編され、現在は愛媛県を含む9県28施設に及んでいます。

薬学部教授(薬学) 難波 弘行

2017(平成29)年度 薬学部 研究業績一覧

    学術論文
  • 舟橋達也、田邊知孝(他6名)
    IutB participates in the ferric-vulnibactin utilization system in Vibrio vulnificus M2799.
    2017/04,Biometals
  • 橋本満(他9名)
    Overexpression of carboxylesterase contributes to the attenuation of cyanotoxin microcystin-LR toxicity
    2017/04,Comp Biochem Physiol C Toxicol Pharmacol
  • 西條亮介、河瀬雅美*、関谷洋志、牧純、玉井栄治(他2名)
    A Novel Methodology for Synthesis of 1,5,6-Trisubstituted 2(1H)-Pyrazinones of Biological Interest.
    2017/04,Chem. Pharm. Bull.
  • 牧純*、関谷洋志、玉井栄治、畑晶之(他1名)
    人体への寄生虫感染を警戒すべき食材(15)虫卵・幼虫の付着した食材からも感染する小形条虫
    2017/05,New Food Indust.
  • 中村承平*、坂本宜俊、湯淺宏(他2名)
    Evaluation of Sucrose Fatty Acid Esters as Lubricants in Tablet Manufacturing.
    2017/05,Chem. Pharm. Bull.
  • 松岡一郎、小林三和子(他7名)
    Interaction of FAM5C with UDP-glucose:glycoprotein glucosyltransferase 1 (UGGT1): Implication of N-glycosylation in FAM5C secretion.
    2017/05,Biochem Biophys Res Commun.
  • 山内行玄(他5名)
    Kinetic analysis of mechanoradical formation during the mechanolysis of dextran and glycogen,
    2017/06,Beilstein Journal of Organic Chemistry
  • 天倉吉章、好村守生(他4名)
    Polyphenols from flowers of Magnolia coco and their anti-glycation effects.
    2017/07,Biosci. Biotech. Biochem.
  • 山内行玄*(他4名)
    Preparation and characterization of polymeric prodrugs of non-_steroidal anti-_inflammatory drugs (NSAIDs) by cold plasma technique.
    2017/07,Journal of Photopolymer Science and Technology
  • 山内行玄(他4名)
    Fabrication of polymer film immobilizing Pd nano particles by plasma-_assisted method and evaluation of its catalytic activity.
    2017/07,Journal of Photopolymer Science and Technology
  • 高取真吾(他12名)
    Psychiatric patients with antipsychotic drug-induced hyperprolactinemia and menstruation disorders.
    2017/07,Biol. Pharm. Bull.
  • 高取真吾*
    Function of perivascular nerves in insulin resistance-induced hypertension.
    2017/07,Yakugaku Zasshi
  • 奥山聡*、中島光業、古川美子、天倉吉章、好村守生(他2名)
    Sansoninto as evidence-based remedial medicine for despresion-like behavior.
    2017/08,J. Nat. Med.
  • 秋山伸二*、難波弘行、酒井郁也、山口巧(他8名)
    医学部との連携による薬学生4年次のバイタルサイン・フィジカルアセスメント実習
    2017/08,日本シミュレーション医療教育学会雑誌
  • 田邊知孝(他7名)
    Lack of epithelial PPARγ causes cystic adenomatoid malformations in mouse fetal lung.
    2017/09,Biochem Biophys Res Commun
  • 好村守生、天倉吉章*、関谷洋志、玉井栄治、牧純(他4名)
    Identification of characteristic phenolic constituents in mosouchiku extract used as food additives.
    2017/09,Chem. Pharm. Bull.
  • 山内行玄(他6名)
    Amorphous Solid Dispersion of Meloxicam Enhanced Oral Absorption in Rats With Impaired Gastric Motility.
    2017/09,Journal of Pharmaceutical Sciences
  • 秋山伸二*、難波弘行、高取真吾(他5名)
    薬学生を対象とした手話学習会の実施とその教育効果
    2017/09,日本薬剤師会雑誌
  • 天倉吉章、好村守生(他9名)
    Survey on the original plant species of crude drugs distributed as cynanchi wilfordii radix and its related crude drugs in the korean and chinese markets.
    2017/10,Biol. Pharm. Bull.
  • 中村承平*、坂本宜俊、湯淺宏(他3名)
    Setting ideal lubricant mixing time for manufacturing tablets by evaluating powder flowability.
    2017/10,AAPS PharmSciTech
  • 松岡一郎、小林三和子(他11名)
    Psychiatric patients with antipsychotic drug-induced hyperprolactinemia and menstruation disorders.
    2017/10,Biol Pharm Bull.
  • 山内行玄、畑晶之(他5名)
    A Case of Suspected Drug Interaction Between Topiramate and Co-administered Clarithromycin/Pranlukast.
    2017/10,Journal of Pharmaceutics & Pharmacology
  • 奥山聡、中島光業、古川美子*、天倉吉章、好村守生(他5名)
    3,5,6,7,8,3,4'-Heptamethoxyflavone Ameliorates Depressive-Like Behavior and Hippocampal Neurochemical Changes in Chronic Unpredictable Mild Stressed Mice by Regulating the Brain-Derived Neurotrophic Factor: Requirement for ERK Activation.
    2017/10,Int. J. Mol. Sci.
  • 高取真吾(他9名)
    A case of suspected drug interaction between topiramate and co-administered clarithromycin/pranlukast.
    2017/10,Journal of Pharmaceutics & Pharmacology
  • 高取真吾(他7名)
    Predictive performance of vancomycin trough concentrations in patients with microalbuminuria.
    2017/10,Ther. Drug. Monit.
  • 水間俊*、古川美子、奥山聡、(他1名)
    Human serum albumin binding of 3, 5, 6, 7, 8, 3’, 4’-heptamethoxyflavone, a citrus flavonoid possessing a neuroprotective effect.
    2017/11,Chem-Bio Informatics J.
  • 河瀬雅美*、西條亮介(他2名)
    Synthesis and Crystal Structure of 4-Trifluoroacetyl-3-phenylsydnone.
    2017/11,Heterocycles
  • 玉井栄治、関谷洋志、牧純(他3名)
    X-ray structure of Clostridium perfringens sortase B cysteine transpeptidase.
    2017/11,Biochem. Biophys. Res. Commun.
  • 牧純*、関谷洋志、西條亮介、河瀬雅美、中西雅之、野元裕、明樂一己、湯淺 宏、岩村樹憲、柴田和彦、難波弘行、玉井栄治(他1名)
    健康サポート薬局の地域保健への貢献に関する基本研究-特に寄生虫と衛生動物に関して-
    2017/12松山大学論集 第29巻 第5号"
  • 奥山聡、中島光業*、古川美子、天倉吉章、好村守生(他4名)
    Heptamethoxyflavone reduces phosphodiesterase activity and T-cell growth in vitro.
    2017/12,Int. Arch. Allergy Immunol.
  • 秋山伸二*、古川美子(他5名)
    学生主体による多職種連携ワークショップの実施とその効果
    2017/12,社会薬学
  • 秋山伸二*、難波弘行、高取真吾、酒井郁也、松岡一郎(他7名)
    薬学生・医学生を対象とした「バイタルサインからの臨床診断BPVS(Basic Physiology of Vital Signs)シミュレーショントレーニング」による教育効果
    2018/01,薬学教育
  • 天倉吉章*、好村守生(他5名)
    生薬「ビャクシ」のTLC確認試験法の検討
    2018/02,生薬学雑誌
  • 天倉吉章(他13名)
    Ephedrine alkaloids_free ephedra herb extact, EFE, has no adverse effects such as excitation, insomnia, and arrhythamias.
    2018/02,Biol. Pharm. Bull.
  • 古川美子、中島光業、奥山聡*(他7名)
    The peel of Citrus kawachiensis (kawachi bankan) ameliorates microglial activation, tau hyperphosphorylation, and suppression of neurogenesis in the hippocampus of senescence-accelerated mice.
    2018/02,Biosci. Biotech. Biochem.
  • 柴田和彦、難波弘行(他5名)
    大学生の喫煙状況および喫煙関連因子の検討
    2018/02,禁煙化学
  • 牧純*、関谷洋志、河瀬雅美、中西雅之、野元裕、明樂一己(他1名)
    現代の日本および国際社会が警戒すべき寄生虫の学名・和名・英名に関する言語文化的理解の試み
    2018/03,言語文化研究第37巻2号
  • 天倉吉章(他9名)
    Reduced arogenate dehydratase expression: Ramifications for photosynthesis and metabolism.
    2018/03,Plant Physiology
  • 天倉吉章*、好村守生(他1名)
    Chemical and biological significance of oenothein B and related ellagitannin oligomers with macrocyclic structures
    2018/03,Molecules
  • 天倉吉章*、好村守生(他7名)
    Preliminary quality evaluation and characterization of phenolic constituents in Cynanchi Wilfordii Radix.
    2018/03,Molecules
  • 高取真吾*(他5名)
    Effect of Eucommia Ulmoides Oliv. leaf extract on chronic dextran sodium sulfate-induced colitis in mice.
    2018/03,Biol. Pharm. Bull.
  • 著書・調査報告・その他
  • 奈良敏文、畑晶之山、内行玄(他16名)
    レファレンス物理化学,
    2017/04,廣川書店
  • 古川美子*、 中島光業、 奥山聡、天倉吉章、好村守生(他3名)
    河内晩柑果皮に含まれる機能性成分に関する研究
    2017/05,果樹園芸
  • 高取真吾(他4名)
    ニコチンによる血管周囲交感神経分布促進作用の機序解明
    2018/03,平成29年度 喫煙科学研究財団研究年報


  • 注:アンダーラインは論文の筆頭著者、右肩に「*」は論文責任者(corresponding author)

2017(平成29)年度 学会・研究会 研究発表

  • 難波 弘行
    アドバンスト薬剤師業務-スギ花粉の観察から東日本大震災の集団咳症状解決への貢献-
    松山市薬剤師会有志の会,2017/4/14,菅井ニッセイビル8階アステラス製薬株式会社会議室(愛媛)
  • 高取真吾
    Neuromodulation of protons released from perivascular nerves in the rat mesenteric artery(川崎博己 共同研究)
    49th Sandbjerg Meeting,2017/5/15,Sandbjerg Estate - Aarhus University (デンマーク)
  • 川崎博己
    Protons modulate perivascular axo-axonal neurotransmission in the rat mesenteric artery(高取真吾 共同研究)
    49th Sandbjerg Meeting,2017/5/15,Sandbjerg Estate - Aarhus University(デンマーク)
  • 中西雅之
    マンノース転移酵素ALG11によるドリコール結合オリゴ糖鎖の合成はTrypanosoma bruceiの生存に必須である(野元裕 共同研究)
    第86回日本寄生虫学会大会,2017/5/28,北海道大学(北海道)
  • 難波 弘行,"松山大学における2017年のヒノキ科花粉飛散状況
    〜2017年の予測数と実測数に関して〜"
    平成29年度中国・四国空中花粉研究会第1回幹事会・総会,2017/6/25,サンポートホール高松(香川)
  • 山内行玄
    Preparation and Characterization of Polymeric Prodrugs of Non-Steroidal Anti-Inflammatory Drugs(NSAIDs)by Cold Plasma Technique
    第34回国際フォトポリマーコンファレンス,2017/6/28,幕張メッセ国際会議場(千葉)
  • 難波 弘行
    病院・薬局におけるアドバンスト薬剤師業務の一例-スギ花粉症患者に対するヒノキ科花粉飛散情報の提供-
    第27回南大阪薬剤師業務研究会,2017/6/29,ホテル・アゴーラリージェンシー堺(大阪)
  • 難波 弘行
    岡山大学医学部屋上における落下花粉の通年的観察(他8名 共同研究)
    第48回日本職業・環境アレルギー学会総会・学術大会,2017/6/30,AOSSA(福井)
  • 難波 弘行
    災害薬学へのアプローチ被災地から発信する薬学研究
    医療薬学フォーラム2017第25回クリニカルファーマシーシンポジウム,2017/7/2,鹿児島市民文化ホール(鹿児島)
  • 古川美子
    "愛媛県特産柑橘“河内晩柑”の脳保護作用(奥山聡、天倉吉章、好村守生、中島光業 共同研究)"
    日本動物細胞工学会2017年度大会(JAACT2017),2017/7/20,松山コミュニティーセンター(愛媛)
  • 難波 弘行
    オキサリプラチン、パクリタキセルおよびビンクリスチン誘発末梢神経障害に対するレニン・アンジオテンシン系阻害薬の抑制効果(川崎博己、高取真吾、他8名 共同研究)
    第28回 霧島神経薬理フォーラム,2017/8/13,香川県五色台(香川)
  • 奥山聡
    LPSに誘発されるドパミン作動性神経細胞死に対する河内晩柑果皮および含有成分オーラプテンの抑制作用(中島光業、古川美子 共同研究)
    日本薬学会薬理系部会「生体機能と創薬シンポジウム2017」,2017/8/25,京都大学・京都薬科大学(京都)
  • 天倉吉章
    GPCによる生薬煎液中の中・高分子画分の分子量分布(好村守生 共同研究)
    第34回和漢医薬学会学術大会,2017/8/27,福岡国際会議場(福岡)
  • 関谷洋志
    ウェルシュ菌細胞壁分解酵素の機能解析(玉井栄治、牧純 共同研究)
    第29回微生物シンポジウム,2017/8/29,広島国際大学(広島)
  • 山内行玄
    Preparation of Novel Polymeric Prodrugs of Naproxen by Mechanochemical Solid-State Polymerization
    IUMRS-ICAM2017,2017/8/29,京都大学(京都)
  • 舟橋達也
    Aeromonas hydrophilaにおけるシデロフォアを介する鉄獲得機構の解析(田邊知孝 共同研究)
    環境微生物系学会合同大会2017,2018/8/30,東北大学(宮城)
  • 秋山 伸二
    松山大学薬学部と愛媛大学医学部附属病院薬剤部の教育連携によるアドバンスト実務実習カリキュラムの構築(坂本宜俊、高取真吾、天倉吉章、松岡一郎、他2名 共同研究)
    第2回日本薬学教育学会大会,2017/9/2,名古屋市立大学(愛知)
  • 秋山 伸二
    海外の薬学教育(1)-「飽くなき変革に取り組む、アメリカ、カナダの薬学教育」-(高取真吾、山口巧、他10名 共同研究)
    第2回日本薬学教育学会大会,2017/9/2,名古屋市立大学(愛知)
  • 松岡一郎
    薬学教育の枠組みを「知る」ことからFD活動を考える-「四国4薬学部連携事業」のFD活動と海外薬学教育調査-海外の薬学教育 (4)-「医薬品の適正使用」を支えるオーストラリアの薬学教育
    日本薬学教育学会第2回大会・シンポジウム,2017/9/3,名古屋市立大学(愛知)
  • 小林三和子
    Involvement of BRINP1in regulation of neural excitation(松岡一郎 共同研究)
    第60回日本神経化学会大会,2017/9/7,仙台国際センター(宮城)
  • 好村守生
    シテイのポリフェノール成分(天倉吉章 共同研究)
    日本生薬学会第64回年会,2017/9/9,東邦大学(千葉)
  • 奥山聡
    脳虚血障害に対する河内晩柑果皮と含有成分オーラプテンの神経細胞保護作用(中島光業、古川美子 共同研究)
    第19回応用薬理シンポジウム,2017/9/15,明治薬科大学(東京)
  • 難波 弘行
    花粉観察から花粉症の調査・研究〜薬学・薬剤師教育への展開〜「第19回学会賞・学術賞」受賞講演
    日本花粉学会第58回大会,2017/9/17,アクトシティ浜松コングレスセンター(静岡)
  • 田母神淳
    緑藻の光駆動プロトンポンプであるアセタブラリアロドプシンUのフォトサイクルにおける2つのO中間体の存在(奈良敏文 共同研究)
    第55回日本生物物理学会年会,2017/9/21,熊本大学(熊本)
  • 牧純
    日本列島に関する旅行薬学・渡航薬学-松山大学薬学部感染症学研究室における卒業研究事例ー(関谷洋志、玉井栄治、秋山伸二、難波弘行 共同研究)
    日本社会薬学会第36年会,2017/9/23,大阪薬科大学(大阪)
  • 秋山 伸二
    「目指す地域医療とは〜病気だけをみるのではなく、生活・生き方・地域をみる〜」地域医療ワークショップの実施(酒井郁也、松岡一郎、他4名 共同研究)
    日本社会薬学会第36年会,2017/9/24,大阪薬科大学(大阪)
  • 秋山 伸二
    地域が求める医療のあり方と医療専門職の役割(難波弘行、他6名 共同研究)
    日本社会薬学会第36年会,2017/9/24,大阪薬科大学(大阪)
  • 秋山 伸二
    保険薬局に対する患者の選択思考とニーズ(岩村樹憲、他2名 共同研究)
    日本社会薬学会第36年会,2017/9/24,大阪薬科大学(大阪)
  • 見留英路
    13C呼気試験によるTCA回路の機能評価を目的とした13C標識クエン酸およびαーケトグルタル酸の合成研究(明樂一己 共同研究)
    第9回日本安定同位体・生体ガス医学応用学会大会,2017/9/30,東邦大学医療センター大森病院(東京)
  • 関谷洋志
    含フッ素benzoxazole誘導体及びその金属錯体の抗菌作用(玉井栄治、牧純 共同研究)
    第70回日本細菌学会中国・四国支部総会,2017/10/15,広島大学(広島)
  • 田邊知孝
    Vibrio furnissiiの転写抑制因子IutRによる鉄-aerobactin受容体遺伝子iutAの発現調節について(舟橋達也 共同研究)
    第70回日本細菌学会中国・四国支部総会,2017/10/15,広島大学(広島)
  • 田邊知孝
    ビブリオ属菌における外因性シデロフォア受容体遺伝子の発現調節に関わる転写因子の解析(舟橋達也 共同研究)
    第51回ビブリオシンポジウム,2017/10/20,南の美ら花ホテルミヤヒラ(沖縄)
  • 難波 弘行
    精神神経疾患患者の喫煙に対する意識調査(柴田和彦、他5名 共同研究)
    第56回日本薬学会・日本病院薬剤師会・中国四国支部学術大会,2017/10/21,徳島大学(徳島)
  • 畑晶之
    クラスD β-ラクタマーゼの活性中心を構成するLys残基の役割に関する検討
    第56回日本薬学会・日本薬剤師会・日本病院薬剤師会中国四国支部学術大会,2017/10/22,徳島大学(徳島)
  • 中村承平
    球状多孔性シリカを担体とした薬物放出制御粒子の乾式コーティングによる調製(坂本宜俊、湯淺宏 共同研究)
    第34回 製剤と粒子設計シンポジウム,2017/10/27,リーガロイヤルホテル小倉(福岡)
  • 玉井栄治
    溶菌酵素を用いた腸内環境改善薬の開発
    第8回愛媛微生物学ネットワーク・フォーラム,2017/10/28,愛媛大学情報メディアセンター・メディアホール(愛媛)
  • 牧純
    松山大学における薬史学教育の現在-四国4薬学部連携システムを活用した講義-(高取真吾 共同研究)
    日本薬史学会2017年会,2017/10/28,日本薬科大学(埼玉)
  • 川崎博己
    Dual effect of nicotine on neurite outgrowth of rat cervical ganglia cells and PC12 cells(高取真吾、相良英憲 共同研究)
    米国神経科学会2017年会,2017/11/11,米国ワシントンDC国際会議場(アメリカ)
  • 牧純
    健康サポート薬局の地域保健への協力に関する基本研究-特に寄生虫予防に関して(関谷洋志、玉井栄治 共同研究)
    グローバルヘルス合同大会2017(第32回国際保健医療学会),2017/11/25,東京大学(東京)
  • 難波 弘行
    最多風向によるヒノキ科花粉供給地域の推定と飛散状況
    山口県医師会平成29年度花粉測定講習会,2017/12/10,山口県医師会(山口)
  • 難波 弘行
    松山市における2018年のヒノキ科花粉予測数
    平成29年度中国・四国空中花粉研究会第2回幹事会・総会,2018/1/8,丸亀町レッツホール(香川)
  • 関谷洋志
    Psmの溶菌活性に対するタイコ酸欠損の影響およびPsmのCWBD組換え体の作製
    第5回構造分子微生物学研究会,2018/3/9,香川大学(香川)
  • 玉井栄治
    ウェルシュ菌アミダーゼCPE1138のドメイン解析と結晶化の試み
    第5回構造分子微生物学研究会,2018/3/9,香川大学(香川)
  • 中西雅之
    血流型T/bruceiにおける小胞体ストレス応答の存在(日野真美、野元裕 共同研究)
    第87回日本寄生虫学会大会およびサテライトミーティング,2018/3/17,国立国際医療研究センター(東京)
  • 日野真美
    神経成長因子によりPC12細胞で誘導される糖タンパク質の網羅的解析(中西雅之、野元裕 共同研究)
    日本薬学会第138年会,2018/3/26,金沢駅周辺の施設(石川)
  • 奥山聡
    慢性ストレス負荷マウスに対する河内晩柑果皮の効果(中島光業、古川美子 共同研究)
    日本薬学会第138年会,2018/3/26,金沢駅周辺の施設(石川)
  • 古川美子
    脳虚血モデルマウスに対する河内晩柑果汁飲料の脳保護効果(奥山聡、天倉吉章、好村守生、中島光業 共同研究)
    日本薬学会第138年会,2018/3/26,金沢駅周辺の施設(石川)
  • 舟橋達也
    Aeromonas hydrophilaにおけるシデロフォア、アモナバクチン排出機構(田邊知孝 共同研究)
    日本薬学会第138年会,2018/3/26,金沢駅周辺の施設(石川)
  • 小林三和子
    BRINP1欠損マウス前頭前野におけるPVニューロン、SSTニューロン数の減少(松岡一郎 共同研究)
    日本薬学会第138年会,2018/3/26,金沢駅周辺の施設(石川)
  • 中島光業
    ヘプタメトキシフラボンはホスホジエステラーゼ活性を阻害し、T細胞増殖を抑制する(天倉吉章、好村守生、奥山聡、古川美子 共同研究)
    日本薬学会第138年会,2018/3/26,金沢駅周辺の施設(石川)
  • 栗原健一
    オキサゾール誘導体におけるトリフルオロアセチル化反応について(西條亮介、河瀬雅美 共同研究)
    日本薬学会第138年会,2018/3/27,金沢駅周辺の施設(石川)
  • 山内行玄
    メカノケミカル反応によるNSAIDsの高分子プロドラッグの開発(その3)
    日本薬学会第138年会,2018/3/27,金沢駅周辺の施設(石川)
  • 水間俊
    柑橘類及び漢方薬成分ヘプタメトキシフラボンの腸管吸収に対する影響因子(奥山聡、古川美子 共同研究)
    日本薬学会第138年会,2018/3/27,金沢駅周辺の施設(石川)
  • 西條亮介
    4-トリフルオロアセチルアズラクトンの銅(U)錯体の合成と物性(栗原健一、河瀬雅美 共同研究)
    日本薬学会第138年会,2018/3/27,金沢駅周辺の施設(石川)
  • 天倉吉章
    麻黄エキス及びエフェドリンアルカロイド除去麻黄エキスの活性画分の構造特性解析と評価(好村守生 共同研究)
    日本薬学会第138年会,2018/3/27,金沢駅周辺の施設(石川)
  • 田母神淳
    海藻(カサノリ)由来の光駆動プロトンポンプであるアセタブラリアロドプシンUの光反応サイクル時に形成される2つの0中間体(奈良敏文 共同研究)
    日本薬学会第138年会,2018/3/27,金沢駅周辺の施設(石川)
  • 畑晶之
    CYP3A4による医薬品代謝物の予測に関する研究(2)
    日本薬学会第138年会,2018/3/27,金沢駅周辺の施設(石川)
  • 橋本満
    エステル化合物の小腸粘膜透過モデルとしてのHT-29細胞の薬物動態学的特徴(水間俊 共同研究)
    日本薬学会第138年会,2018/3/28,金沢駅周辺の施設(石川)
  • 坂本宜俊
    口腔内崩壊錠の硬度低下抑制剤としての酸化マグネシウムの有用性(中村承平、湯淺宏 共同研究)
    日本薬学会第138年会,2018/3/28,金沢駅周辺の施設(石川)
  • 秋山 伸二
    地域が求める医療人育成に向けた専門職連携教育(IPE)の取り組み(難波弘行、酒井郁也、他2名 共同研究)
    日本薬学会第138年会,2018/3/28,金沢駅周辺の施設(石川)
  • 中村承平
    微小球状多孔性シリカを担体とした乾式コーティングの検討(坂本宜俊、湯淺宏 共同研究)
    日本薬学会第138年会,2018/3/28,金沢駅周辺の施設(石川)
  • 難波 弘行
    抗がん剤誘発末梢神経障害に及ぼすレニン・アンジオテンシン系阻害薬の影響(川崎博己、高取真吾、他8名 共同研究)
    日本薬学会 第138年会,2018/3/28,金沢駅周辺の施設(石川)
  • 関谷洋志
    溶菌酵素Psmに対するタイコ酸の影響(玉井栄治、牧純 共同研究)
    第91回日本細菌学会総会,2018/3/27-28,福岡国際会議場(福岡)
  • 田邊知孝
    腸炎ビブリオの鉄制限下での3型分泌装置2を介する病原性発現(舟橋達也 共同研究)
    第91回日本細菌学会総会,2018/3/27-28,福岡国際会議場(福岡)

マツダイ研究室探訪

薬理学研究室
薬学部医療薬学科

試行錯誤の繰り返しが
学生の成長を促していく
 この物質は人体にどんな作用を与えるのか・・・。「薬理学」とは、そんな疑問を解明する学問だ。物質と生体の相互作用を研究し、その結果が薬の開発など実用化へつながることから、薬物治療の基盤を支える分野ともいえる。故に、薬理学ではありとあらゆる物質が研究対象となりうるが、今年度、薬理学研究室では自然由来の物質「天然化合物」に着目。研究テーマを「健康寿命の延伸に資する『天然由来低分子化合物』を見いだす」とした。
「命は必ず尽きるものですが、そのときまでは健康に過ごしたいもの。手術や医薬品等の医療は寿命を延ばす大きな柱ですが、それ以外に特定の食品や生薬、あるいはそれらの成分をサプリメントとして摂取することでも健康寿命は延ばせると考えています。この研究で、そんな天然化合物を一つでも多く明らかにしていけたら」と中島教授。
研究はまず、「健康寿命の延伸」に効果が期待される化合物の候補を、培養細胞等を用いた試験管内実験で絞り込み、その効果について各種疾患モデル動物を用いて確認。相互作用を解析していく。「研究は実験主義であり、新たな試みへの挑戦の繰り返しであることから、つまずくこともしばしばあります。しかし、そこで、現場で手を動かして実験に励む学生の方から問題解決のアイデアが出ることも。そんなときが、学生の成長をもっとも感じる瞬間です」と話す。

薬学部医療薬学科教授
中島 光業
NAKAJIMA Mitsunari
6年次生
都築 和奈さん
TSUZUKI Kazuna
4年次生
伊藤 奨真さん
ITOU Shouma

2016(平成28)年度 薬学部 研究業績一覧

    学術論文
  • 河瀬雅美(他7名)
    Tumour-specific cytotoxicity and structure_activity relationships of novel 1-[3-(2-methoxyethylthio)propionyl]-3,5-bis(benzylidene)-4-piperidones.
    2016/04,Bioorg. Med. Chem.
  • 見留英路(他8名)
    Amitorines A and B, Nitrogenous Diterpene Metabolites of Theonella swinhoei: Isolation, Structure Elucidation, and Asymmetric Synthesis.
    2016/04,Journal of Natural Products/American Chemical Society-American Society of Pharmacognosy
  • 古川美子,中島光業,奥山聡*、天倉吉章、好村守生(他2名)
    3,5,6,7,8,3',4'-Heptamethoxyflavone, a Citrus Flavonoid, Ameliorates Corticosterone-Induced Depression-Like Behavior and Restores Brain-Derived Neurotrophic Factor Expression, Neurogenesis, and Neuroplasticity in the Hippocampus.
    2016/04,Molecules
  • 古川美子、中島光業*、奥山聡、天倉吉章、好村守生(他1名)
    3,5,6,7,8,3',4'-Heptamethoxyflavone reduces interleukin-4 production in the spleen cells of mice.
    2016/04,Biomedical Res
  • 川崎博己(他4名)
    Nerve growth factor facilitates redistribution of adrenergic and non-adrenergic non-cholinergic perivascular nerves injured by phenol in rat mesenteric resistance arteries.
    2016/04,European Journal of Pharmacology
  • 難波弘行*、山口巧(他5名)
    ヒノキ科花粉飛散情報に関するメール配信の有用性,
    2016/04,日本花粉学会誌
  • 牧純*
    生体環境系薬学・環境衛生薬学の分野における教育研究、国際社会貢献の基盤構築への協力と活動 -特に熱帯寄生虫病学の視座より
    2016/04,松山大学論集第28巻第1号
  • 湯淺宏、坂本宜俊、中村承平*(他2名)
    Predicting the occurrence of sticking during tablet production by shear testing of a pharmaceutical powder,
    2016/05,Chem.Pharm.Bull.64
  • 山内行玄(他4名)
    Preparation and characteristics of a novel sustained and controlled release drug delivery device by plasma technique,
    2016/06,Journal of Photopolymer Science and Technology
  • 西條亮介、河瀬雅美*(他2名)
    Synthesis and structures of stable phosphorus zwitterions derived from mesoionic 4-trifluoroacetyl-1,3-oxazolium-5-olates,
    2016/06,Chem. Commun.
  • 高取真吾(他4名)
    Nerve growth factor facilitates perivascular innervation in neovasculatures of mice.
    2016/07,Journal of Pharmacological Science
  • 山内行玄(他5名)
    Development of polymer nona-film synthesized on self-assembled phospholipid layer possessing fluidity fabricated by plasma assysted method.
    2016/07,Journal of Photopolymer Science and Technology
  • 秋山伸二*、高取真吾、難波弘行、酒井郁也*(他4名)
    薬剤師のためのフィジカルアセスメント研修会の実施と評価,
    2016/07,日本薬剤師会雑誌/日本薬剤師会
  • 松岡一郎、小林三和子(他5名)
    Cleavage of Target DNA Promotes Sequence Conversion with a Tailed Duplex,
    2016/08,Biological & pharmaceutical bulletin
  • 河瀬雅美(他6名)
    Niacin esters of chalcones with tumour-selective properties.
    2016/09,J. Enzyme Inhibition Med. Chem.
  • 高取真吾(他8名)
    Nerve growth factor facilitates the innervation of perivascular nerves in tumor-derived neovasculature in the mouse cornea.
    2016/09,Pharmacology
  • 湯淺宏、坂本宜俊*、中村承平(他3名)
    Mechanism by Which Magnesium Oxide Suppresses Tablet Hardness Reduction during Storage.
    2016/09,Chem.Pharm.Bull.
  • 古川美子、中島光業、奥山聡*(他7名)
    Auraptene and other prenyloxyphenylpropanoids suppress microglial activation and dopaminergic neuronal cell death in a lipopolysaccharide-induced model of Parkinson's disease.
    2016/10,Int. J. Mol. Sci.
  • 牧純*、関谷洋志、相良英憲、山口巧、難波弘行、玉井栄治、河瀬雅美(他2名)
    寄生線虫類の感染で予測される社会・経済損失の軽減と一次・二次予防対策に関する基礎研究、特に回虫と旋毛虫の感染に関して,
    2016/10,松山大学論集第28巻第4号
  • 西條亮介、河瀬雅美(他5名)
    Fluorinated beta-diketo phosphorus ylides are novel efflux pump inhibitors in bacteria.
    2016/11,In Vivo
  • 西條亮介、河瀬雅美*(他1名)
    Facile Synthesis of imidazo[1,5-a]pyrazin-8(7H)-ones From Mesoionic 1,3-Oxazolium-5-olates via A Multistep One-pot Transformation.
    2016/11,Heterocycles
  • 古川美子、中島光業*、奥山聡(他3名)
    Phenotypes associated with psychiatric disorders are sex-specific in a mutant mouse line.
    2016/12,Brain Res.
  • 山内行玄(他5名)
    Synthesis and characterization of highly stabilized polymer-_trypsin conjugates with autolysis resistance,
    2016/12,Catalysts
  • 田母神 淳(他8名)
    Photochemical characterization of actinorhodopsin and its functional existence in the natural host.
    2016/12,Biochim. Biophys. Acta (Bioenergetics)
  • 湯淺宏、坂本宜俊、中村承平*(他2名)
    Preparation of Controlled-Release Fine Particles Using a Dry Coating Method,
    2016/12,AAPS.Pharm.Sci.Tech.17
  • 橋本満(他7名)
    Identification of amino acid residues of mammalian mitochondrial phosphate carrier important for its functional expression in yeast cells, as achieved by PCR-mediated random mutation and gap-repair cloning.
    2017/01,Mitochondrion/ELSEVIER
  • 玉井栄治、関谷洋志、牧純(他4名)
    Structural and biochemical characterization of the Clostridium perfringens autolysin catalytic domain.
    2017/01,FEBS Lett.
  • 高取真吾(他8名)
    Effect of nerve growth factor on innervation of perivascular nerves in neovasculatures of mouse cornea.
    2017/01,Biological and Pharmaceutical Bulletin
  • 天倉吉章*
    麻黄エキス含有ポリフェノールの解析,
    2017/02,薬学雑誌
  • 古川美子*、中島光業、奥山聡、天倉吉章、好村守生(他3名)
    Permeation of Polymethoxyflavones into the Mouse Brain and Their Effect on MK-801-Induced Locomotive Hyperactivity.
    2017/02,International Journal of Molecular Sciences
  • 山内行玄(他9名)
    Improved Dissolution of Dipyridamole with the Combination of pH-Modifier and Solid Dispersion Technology.
    2017/02,Chemical & Pharmaceutical Bulletin
  • 秋山伸二、難波弘行*、牧純、柴田和彦
    Evaluation of first-year smoking prevention and cessation education at the time of university admission: A study on changes in knowledge regarding subjective harmful effects of smoking and attitude toward smoking.
    2017/02,Smoking Control Science/日本禁煙科学会
  • 河瀬雅美(他7名)
    6-Benzylidene-2-[4-(pyridin-3-ylcarboxy)benzylidene]cyclohexanones: A Novel Cluster of Tumour-selective Cytotoxins.
    2017/03,Bioorg. Med. Chem. Lett.
  • 高取真吾(他3名)
    Effects of endogenous nitric oxide on adrenergic nerve-mediated vasoconstriction and calcitonin gene-related peptide-containing nerve-mediated vasodilation in pithed rats.
    2017/03,Eur J Pharmacol
  • 松岡一郎、小林三和子(他10名)
    Interaction of FAM5C with UDP-glucose:glycoprotein glucosyltransferase 1 (UGGT1): Implication of N-glycosylation in FAM5C secretion.
    2017/03,Biochem Biophys Res Commun/ELSEVIER
  • 田母神 淳(9名)
    Existence of two O-like intermediates in the photocycle of Acetabularia rhodopsin II, a light-driven proton pump from a marine alga.
    2017/03,Biophys. Physicobiol.
  • 研究ノート・その他
  • 田邊知孝*
    病原ビブリオにおける鉄獲得系遺伝子の発現制御機構
    2016/11,薬学雑誌
  • 難波弘行*(他4名)
    岡山県における2017年ヒノキ科花粉の予測数について
    2016/12,中国・四国空中花粉研究会誌第27号
  • 難波弘行*(他4名)
    愛媛県松山市におけるヒノキ科花粉供給地域の推移
    2016/12,中国・四国空中花粉研究会誌第27号
  • 教科書類・著書
  • 玉井栄治(他13名)
    ベーシック薬学教科書シリーズ 微生物学・感染症学
    2016/04,ベーシック薬学教科書シリーズ 微生物学・感染症学/化学同人
  • 湯淺宏(他24名)
    最新 製剤学 第4版
    2016/04,廣川書店
  • 舟橋達也(他18名)
    衛生薬学 基礎・予防・臨床 第U章2 感染症とその予防 第V章3-A 微生物による食中毒
    2016/05,衛生薬学 基礎・予防・臨床/南江堂
  • 天倉吉章、好村守生(他45名)
    ポリフェノール:機能性成分研究開発の最新動向
    2016/06,シーエムシー出版
  • 酒井郁也(他26名)
    疾病と病態生理 改訂第4版
    2016/08,南江堂
  • 古川美子(他15名)
    医療薬学 最新薬理学第10版
    2016/09,廣川書店
  • 明樂一己、見留英路(他24名)
    スタンダード薬学シリーズU 2 物理系薬学 V.機器分析・構造決定
    2016/11,東京化学同人
  • 明樂一己(他31名)
    パートナー分析化学U 改訂第3版
    2017/03,南江堂
  • 酒井郁也(他12名)
    スタンダード薬学シリーズU6 医療薬学U.薬理・病態・薬物治療(2)
    2017/03,東京化学同人
  • 水間俊(他13名)
    薬の生体内運命
    2017/03,ネオメディカル

  • 注:アンダーラインは論文の筆頭著者、右肩に「*」は論文責任者(corresponding author)

2016(平成28)年度 学会・研究会 研究発表

  • 田母神淳
    プロテオロドプシンのアルカリ性でのM様中間体の形成とプロトン移動の順番の逆転(奈良敏文 共同研究)
    日本生物物理学会第8回中国四国支部大会,2016/5/29,高松テルサ(香川)
  • 天倉吉章
    既存添加物「生コーヒー豆抽出物」の成分研究(好村守生 共同研究)
    日本食品化学学会第22回総会・学術大会,2016/6/3,高知市文化プラザかるぽーと(高知)
  • 天倉吉章
    地域密着の薬草園を目指して〜松山大学薬学部附属薬用植物園の紹介〜,
    第67回日本東洋医学会学術総会,2016/6/4,サンポートホール高松(香川)
  • 難波弘行,H28年ヒノキ科花粉飛散状況,
    平成28年度中国・四国空中花粉研究会第1回幹事会・総会,2016/6/12,サンポートホール高松(香川)
  • 山内行玄
    プラズマにより構築した流動性あるリン脂質膜を用いる高分子ナノフィルムの開発
    第33回国際フォトポリマーコンファレンス,2016/6/23,幕張メッセ国際会議場(千葉)
  • 高取真吾
    Nicotine enhances neurite outgrowth of rat primary cultured superior cervical ganglia cells(川崎博己 共同研究)
    第46回日本神経精神薬理学会年会,2016/7/2,COEX(韓国)
  • 相良英憲
    Effect of pramipexole for learned helplessness behavior and cranial nerve activities
    第30回国際神経精神薬理学会ソウル大会,2016/7/3,韓国ソウル市国際会議場(COEX)(韓国)
  • 川崎博己
    ニコチンによる血管周囲交感神経分布促進作用(高取真吾 共同研究)
    第31回平成27年度助成研究会,2016/7/20,京王プラザホテル(東京)
  • 奥山聡
    高血糖誘発脳障害モデルマウスに対する河内晩柑果皮と果皮含有成分の効果(中島光業、古川美子 共同研究)
    生体機能と創薬シンポジウム2016,2016/8/25-26,東北大学(宮城)
  • 秋山伸二
    薬学生・医学生を対象とした「バイタルサインからの臨床診断BPVS(Basic Physiology of Vital Signs)シミュレーショントレーニング」 による教育効果(高取真吾、酒井郁也、松岡一郎、難波弘行 共同研究)
    第1回日本薬学教育学会大会,2016/8/28,京都薬科大学(京都)
  • 小林三和子
    Pentylenetetrazol-induced kindling altered epileptic behavior and c-Fos expression in BRINP1-KO mice(松岡一郎 共同研究)
    第59回日本神経化学会,2016/9/9,福岡国際会議場(福岡)
  • 秋山伸二
    えひめ多職種連携ワークショップ「デスカンファレンス〜いきいきと生きて逝くために〜」を開催して(難波弘行 共同研究)
    日本社会薬学会第35年会,2016/9/11,北海道薬科大学(北海道)
  • 牧純
    薬学部科目「微生物学」における寄生虫病学教育-特に社会薬学からみた現代日本の寄生線虫症(関谷洋志、相良英憲、山口巧、玉井栄治 共同研究)
    日本社会薬学会第35年会,2016/9/11,北海道薬科大学(北海道)
  • 日野真美
    The influence of N-linked oligosaccharides on the interaction between nerve growth factor precursor and p75 receptor(中西雅之、野元裕 共同研究)
    第14回プロテインアイランド松山国際学術シンポジウム,2016/9/16,愛媛大学南加記念ホール(愛媛)
  • 秋山伸二
    松山大学薬学部・愛媛大学医学部学生合同シミュレーション実習パイロット授業(高取真吾、難波弘行、酒井郁也 共同研究)
    第4回日本シミュレーション医療教育学会学術大会,2016/9/23,浜松医科大学(静岡)
  • 天倉吉章
    HPLCによる血清中柑橘由来成分の分析(奥山聡、好村守生、中島光業、古川美子 共同研究)
    日本生薬学会第63回年会,2016/9/25,富山国際会議場(富山)
  • 西條亮介
    多置換オキサゾロ[5,4-b]キノリン誘導体の合成と蛍光特性(栗原健一、河瀬雅美 共同研究)
    第46回複素環化学討論会,2016/9/27,金沢歌劇座(石川)
  • 難波弘行
    愛媛県松山市におけるヒノキ科花粉供給地域の推定-最多風向からの検討-(相良英憲 共同研究)
    日本花粉学会第57回大会,2016/10/1,日立シビックセンター(茨城)
  • 田邊知孝
    腸炎ビブリオにおける鉄制限下での3型分泌装置2を介する病原性発現機構(舟橋達也 共同研究)
    第69回日本細菌学会中国・四国支部総会,2016/10/15,かがわ国際会議場(香川)
  • 関谷洋志
    溶菌酵素Psmの腸内常在菌に対する作用および変異体解析(玉井栄治、牧純 共同研究)
    第69回日本細菌学会中国・四国支部総会,2016/10/16,かがわ国際会議場(香川)
  • 玉井栄治
    ウエルシュ菌オートライシンAcpの構造と機能解析(関谷洋志、牧純 共同研究)
    第69回日本細菌学会中国・四国支部総会,2016/10/16,かがわ国際会議場(香川)
  • 田邊知孝
    腸炎ビブリオの鉄制限下におけるT3SS2を介する病原性発揮について(舟橋達也 共同研究)
    第50回腸炎ビブリオシンポジウム,2016/10/21,大阪大学(大阪)
  • 野元裕
    The Role of N-Glycosylation and Oligosaccharide Processing in Glycoprotein Secretion(日野真美、中西雅之 共同研究)(発表日2016/10/25-2016/10/28毎日)
    EMBO Workshop Glycosylation in the Golgi complex,2016/10/25,Hotel Aequa(イタリア)
  • 水間俊
    Intestinal absorption of citrus fruits-derived heptamethoxflavone in rats(奥山聡、古川美子 共同研究)
    情報計算毒性学生物学会(CBI学会)2016年大会,2016/10/26,タワーホール船堀(東京)
  • 川崎博己
    Perivascular innervation into tumor neovasculatures prevents tumor growth(高取真吾 共同研究)
    7th Scientific Meeting of Asien Society for Vascular Biology,2016/10/28,Tzu Chi 大学(台湾)
  • 中村承平
    処方粉体のせん断試験による錠剤製造時のスティッキング発生の予測(坂本宜俊、湯淺宏 共同研究)
    第33回製剤と粒子設計シンポジウム,2016/10/28,ホテルメトロポリタン長野(長野)
  • 難波弘行
    松山大学入学時における初年時喫煙防止・禁煙教育の評価(柴田和彦 共同研究)
    第11回日本禁煙科学会学術総会,2016/10/30,京都大学(京都)
  • 田邊知孝
    Vibrio furnissiiの鉄-aerobactin 受容体遺伝子iutAの発現を調節する転写抑制因子IutRの機能解析(舟橋達也 共同研究)
    第55回日本薬学会・日本薬剤師会・日本病院薬剤師会中国四国支部学術大会,2016/11/5,就実大学(岡山)
  • 橋本満
    神経細胞特異的に発現する4型脱共役タンパク質(UCP4)のミトコンドリア酸化的リン酸化に対する影響(水間俊 共同研究)
    第55回日本薬学会中四国支部学術大会,2016/11/6,就実大学(岡山)
  • 畑晶之
    薬物代謝酵素CYP3A4による基質保持に係わる重要な残基についての検討
    第55回日本薬学会・日本薬剤師会・日本病院薬剤師会中国四国支部学術大会,2016/11/6,就実大学(岡山)
  • 川崎博己
    Effect of endogenous nitric oxide on adrenergic nerve-mediated vasoconstriction and CGRP ergic nerve-mediated vasodilation in pithed rats
    米国神経科学会2016年会(11/11-11/16)2016/11/14,サンディエゴ市国際会議場(アメリカ)
  • 奥山聡
    Auraptene acts as an anti-inflammatory and neuroprotective agent in the mouse brain(中島光業、古川美子 共同研究)
    Neuroscience 2016,2016/11/16,San Diego Convention Center(アメリカ)
  • 田母神淳
    アセタブラリアロドプシンUのプロトン移動におけるD92およびC218残基間の相互作用の役割(奈良敏文 共同研究)
    第54回日本生物物理学会年会,2016/11/25,つくば国際会議場(茨城)
  • 奥山聡
    統合失調症陽性症状様モデルマウスに対するヘプタメトキシフラボンの作用(中島光業、古川美子 共同研究)
    第69回日本薬理学会西南部会,2016/11/26,松山大学(愛媛)
  • 秋山伸二
    ステークホルダーとの協働事業・フィジカルアセスメント講習会の開催・災害医療・へき地医療・高大連携事業
    四国連携事業 平成28年度評価委員会A・B,2016/12/21,徳島文理大学(徳島)
  • 難波弘行
    スギ花粉症患者における初期療法のコストパフォーマンスと今後の課題〜ヒノキ科花粉飛散状況を考慮して〜
    平成28年度中国・四国空中花粉研究会第2回幹事会・総会,2017/1/9,サンポートホール高松(香川)
  • 秋山伸二
    小学生を対象とした薬剤師体験コーナーの新規構築と今後の課題(高取真吾 共同研究)
    第14回愛媛県薬剤師会学術大会,2017/2/19,愛媛県薬剤師会館(愛媛)
  • 秋山伸二
    小学生薬剤師体験コーナー 活動報告(高取真吾 共同研究)
    第14回愛媛県薬剤師会学術大会,2017/2/19,愛媛県薬剤師会館(愛媛)
  • 牧純
    松山大学薬学部における「渡航薬学・旅行薬学」に関する卒業研究(関谷洋志、玉井栄治 共同研究)
    日本国際保健医療学会第35回西日本地方会,2017/3/4,神戸大学(兵庫)
  • 関谷洋志
    腸内細菌叢構成菌に対する溶菌酵素Psmの影響
    第4回構造分子微生物学研究会,2017/3/10,香川大学(香川)
  • 玉井栄治
    変異体を用いたウエルシュ菌piliタンパク質CppAの解析
    第4回構造分子微生物学研究会,2017/3/10,香川大学(香川)
  • 関谷洋志
    腸内細菌叢構成菌に対する溶菌酵素Psmの影響(玉井栄治、牧純 共同研究)
    第90回日本細菌学会総会,2017/3/19,仙台国際センター(宮城)
  • 玉井栄治
    ウエルシュ菌細胞壁分解酵素Acpの構造と機能解析(関谷洋志、牧純 共同研究)
    第90回日本細菌学会総会,2017/3/19,仙台国際センター(宮城)
  • 奥山聡
    老化促進モデルマウスSAMP8に対する河内晩柑果皮の脳保護効果(中島光業、古川美子 共同研究)
    日本薬学会第137年会,2017/3/25,仙台国際センター、東北大学(宮城)
  • 栗原健一
    メチル2-アリール-5-トリフルオロオキサゾール-4-カルボキシレートの新規合成法(西條亮介、河瀬雅美 共同研究)
    日本薬学会第137年会,2017/3/25,仙台国際センター、東北大学(宮城)
  • 山内行玄
    メカノケミカル反応によるNSAIDsの高分子プロドラッグの開発(その2)
    日本薬学会第137年会,2017/3/25,仙台国際センター、東北大学(宮城)
  • 水間俊
    柑橘類含有3, 5, 6, 7, 8, 3', 4'-heptamethoxyflavoneの腸管吸収メカニズムおよび血漿アルブミン結合の検討(奥山聡、古川美子 共同研究)
    日本薬学会第137年会,2017/3/25,仙台国際センター、東北大学(宮城)
  • 西條亮介
    4-トリフルオロアセチルアズラクトンの金属錯体の合成とそれを触媒としたアリル化反応(栗原健一、河瀬雅美 共同研究)
    日本薬学会第137年会,2017/3/25,仙台国際センター、東北大学(宮城)
  • 田母神淳
    アセタブラリアロドプシンUの細胞内膜貫通領域に存在するD92およびC218残基間の相互作用の役割(奈良敏文 共同研究)
    日本薬学会第137年会,2017/3/25,仙台国際センター、東北大学(宮城)
  • 畑晶之
    クラスD β- ラクタマーゼによる基質脱アシル化反応に関する研究
    日本薬学会第137年会,2017/3/25,仙台国際センター、東北大学(宮城)
  • 中島光業
    マウス免疫機能に対するヘプタメトキシフラボンの効果(奥山聡、古川美子 共同研究)
    日本薬学会第137年会,2017/3/26,仙台国際センター、東北大学(宮城)
  • 小林三和子
    BRINP1による神経細胞興奮の調節(松岡一郎 共同研究)
    日本薬学会第137年会,2017/3/26,仙台国際センター、東北大学(宮城)
  • 中西雅之
    アフリカトリパノソーマ原虫由来 GnT-I は、近縁のリーシュマニア原虫では機能しない(日野真美、野元裕 共同研究)
    日本薬学会第137年会,2017/3/26,仙台国際センター、東北大学(宮城)
  • 天倉吉章
    ランブータン果皮に含まれるタンニンの解析(好村守生 共同研究)
    日本薬学会第137年会,2017/3/26,仙台国際センター、東北大学(宮城)
  • 田邊知孝
    Vibrio furnissiiにおける転写抑制因子IutRによるFe3+-aerobactin受容体遺伝子iutAの発現調節機構(舟橋達也 共同研究)
    日本薬学会第137年会,2017/3/26,仙台国際センター、東北大学(宮城)
  • 橋本満
    ヒト結腸癌由来HT-29細胞におけるカルボキジルエステラーゼ発現分子種の同定とその培養条件による影響の検討(水間俊 共同研究)
    日本薬学会第137年会,2017/3/27,仙台国際センター、東北大学(宮城)
  • 舟橋達也
    Aeromonas hydrophilaにおけるアモナバクチン受容体遺伝子の同定と解析(田邊知孝 共同研究)
    日本薬学会第137年会,2017/3/27,仙台国際センター、東北大学(宮城)
  • 中村承平
    錠剤製造における処方粉体の流動性評価による滑沢剤混合時間の設定(坂本宜俊、湯淺宏 共同研究)
    日本薬学会第137年会,2017/3/27,仙台国際センター、東北大学(宮城)
  • 明樂一己
    定量NMRによる院内製剤ジクロフェナク含嗽液の品質評価法に関する研究(見留英路 共同研究)
    日本薬学会第137年会,2017/3/27,仙台国際センター、東北大学(宮城)

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