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製剤学研究室

人体にとって有用な効果を持つ生理活性物質(くすりの候補)が、そのままの形や状態で“くすり”になるとは限りません。分解しやすかったり、吸収されにくかったり、過度の苦味や刺激性のために服用が困難であったりする場合は、実際の医療現場で用いることが出来ません。そこで、製剤学研究室では種々の機能を有する添加剤や物理化学的諸現象を駆使して、これらの生理活性物質を安定性や安全性に優れ、効果を充分に発揮し、服用し易い、実際に使える“くすり”に変える研究に挑んでいます。

スタッフ
教 授 坂本 宜俊  准教授 中村 承平 
嘱託職員 : 櫻田 歩美    
研究
研究テーマ
  • DDS製剤の開発
  • 製剤化のプロセス
  • 患者指向性製剤の製造

主要論文
  • S. Nakamura, S. Abe, K. Miyoshi, Y. Amakura, S. Okuyama, M. Yoshimura, Y. Furukawa, T. Sakamoto
    Preparation of orally disintegrating tablets from active ingredients of citrus peel by direct powder compression for the maintenance of brain function
    Food Science and Technology Research, 27, in press (2021).
  • T. Sakamoto, S. Kachi, S. Nakamura, H. Yuasa
    Potential Use of Magnesium Oxide as an Excipient to Maintain the Hardness of Orally Disintegrating Tablets during Unpackaged Storage
    Chem. Pharm. Bull., 67, 284-288 (2019).
  • S. Nakamura, M. Nakagawa, C. Tanaka, H. Yuasa, T. Sakamoto
    Utility of Microcrystalline Cellulose for Prevention of Drug Segregation in Direct Powder Compression
    Journal of Drug Delivery Science and Technology, 52, 386-392 (2019).

 
教育
担当科目

製剤の性質、 個別化医療、 薬学数学演習
薬剤学演習、 製剤実習、 卒業研究、 卒論研究1


講義・実習概要

「製剤の性質」では、製剤化に応用される物理化学的諸現象の理解とともに、医薬品の有効性、安全性、品質などに関連する製剤化の基本的知識や、薬物治療の効果・安全性向上に寄与する薬物送達システムに関する知識の修得を目的としています。「製剤実習」では、講義で学んだ物理化学的諸現象と各種製剤化技術、製剤に関連する試験法を体得することを目的としています。

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