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感染症学

人類は、感染症との戦いの歴史の中で様々な抗生物質や治療薬を発見し感染症を征圧したかのように思われました。しかし、現在では、そのような治療薬が効かない病原微生物(薬剤耐性菌等)が出現し、医療現場で問題となっています。感染症学研究室では、これからの感染症対策を考えるとともに、細菌の産生する溶菌酵素(細胞壁分解酵素)の分子メカニズムを明らかにし、溶菌酵素を用いた新たな抗菌薬(抗生物質)の開発研究を行っています。

スタッフ
教授 玉井 栄治  講師 関谷 洋志 
嘱託職員 : 松波 梨佐  
研究
研究テーマ
  • グラム陽性嫌気性菌の溶菌酵素の分子メカニズムの解明と薬への応用研究
  • グラム陽性嫌気性菌の細胞壁結合タンパク質の構造と機能解析
  • 新規抗菌薬の探索

主要論文
  • H. Sekiya, E. Tamai, J. Kawasaki, K. Murakami, S. Kamitori.
    Structural and biochemical characterizations of the novel autolysin Acd24020 from Clostridioides difficile and its full-function catalytic domain as a lytic enzyme.
    Mol Microbiol. 115, 684-698, (2021)
  • E. Tamai, S. Katayama, H. Sekiya, H. Nariya, S. Kamitori.
    Structures of major pilins in Clostridium perfringens demonstrate dynamic conformational change.
    Acta Crystallogr D Struct Biol. 75, 718-732, (2019)
  • E. Tamai, H. Sekiya, J. Maki, H. Nariya, H. Yoshida, S. Kamitori.
    X-ray structure of Clostridium perfringens sortase B cysteine transpeptidase.
    Biochem Biophys Res Commun. 493, 1267-1272, (2017)

 
教育
担当科目

微生物の基本、病原体としての微生物
感染症学実習、卒業研究


講義・実習概要

微生物の基本、病原体としての微生物では、病原体の構造から始まり、様々な病原体の性質やそれらが起こす病気、感染症治療のための抗生物質・抗ウイルス薬・駆虫薬の作用メカニズムや副作用などについて講義を行います。また、感染症学実習では、講義で学んだ知識を深めながら微生物を取り扱う技術の習得を行います。具体的には、無菌操作の修得、滅菌と消毒の実践、病原体(細菌や寄生虫卵)の顕微鏡観察、PCR(DNA増幅装置)や鑑別培地を用いた細菌の同定検査などを行います。

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