薬局実務実習11週間、病院実務実習11週間の計22週間に及ぶ実務実習を修了した学生は、病院において、より高度な臨床薬剤師業務を学びながら、実際の臨床データを活用した課題解決に取り組むことができます。
【研究テーマ】
2017年度
- 転倒・転落アセスメントシートの自己点検から見えてきたもの
- ワルファリンの薬効および副作用発現に及ぼす血漿アルブミン値の影響
- 集中治療室における医薬品適正使用に向けた薬学的介入の評価
- RMP (Risk Management Plan) を活用した医薬品適正使用の推進
2018年度
- 臨床研究の審査における申請書式の問題点の把握と改訂
- ワルファリンの効果および副作用発現に及ぼす解熱鎮痛消炎剤の影響
2019年度
- 評価尺度を用いたコンプライアンスの評価とアドヒアランスへの介入
- 愛媛大学医学部附属病院薬剤部における医療トレーサビリティの問題点の抽出
- 副作用管理体制の実態調査と改善
- オピオイド誘発性便秘症治療薬ナルデメジンの使用実態調査
- 腎機能低下時における直接経口凝固薬(DOAC)の安全性に関する研究
- 入院患者の転倒発生に影響を与える要因の探索
2020年度
- DPP4阻害薬、SGLT2阻害薬、GLP1作動薬服用患者の実態調査
- 左室駆出率が低下した心不全患者における入院期間に影響を与える因子の探索
- オピオイド誘発性便秘症治療薬の使用実態調査
- バンコマイシン投与時におけるノモグラムの有用性に関する研究
2021年度
- 集中治療室におけるバンコマイシン血中濃度の変動因子の解析
- 切除不能進行再発大腸癌患者へのベバシズマブ投与に伴う尿蛋白発現と抗腫瘍効果に関する調査
- 臨床データと理論計算を用いたワルファリンとセレコキシブの相互作用機序の解明
2022年度より
チーム医療への参画や専門領域における薬剤師業務の修得など、より実践的な内容でのアドバンスト実務実習を行っています。受け入れ施設も現在は3施設(愛媛大学医学部附属病院、松山市民病院、済生会松山病院)に拡大しています。