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感染症学

人類は、感染症との戦いの歴史の中で様々な抗生物質や治療薬を発見し感染症を征圧したかのように思われました。しかし、現在では、そのような治療薬が効かない病原微生物(薬剤耐性菌等)が出現し、医療現場で問題となっています。感染症学研究室では、感染症との戦いの歴史を学び、これからの感染症対策を考えるとともに、細菌の産生する溶菌酵素(細胞壁分解酵素)の分子メカニズムを明らかにし、溶菌酵素を用いた新たな抗菌薬(抗生物質)の開発研究を行っています。

スタッフ
教授: 牧 純  准教授: 玉井 栄治 
助教: 関谷 洋志     
研究
研究テーマ
  • 感染症の予防・診断・治療に関する基礎的研究
  • グラム陽性嫌気性菌の溶菌酵素の分子メカニズムの解明と薬への応用研究
  • 新規抗菌薬の探索

主要論文
  • E. Tamai, H. Sekiya, J. Maki, H. Nariya, H. Yoshida, S. Kamitori. X-ray structure of Clostridium perfringens sortase B cysteine transpeptidase. Biochem Biophys Res Commun. 493, 1267-1272, (2017)
  • E. Tamai, H. Sekiya, E Goda, M Makihata, J. Maki, H. Yoshida, S. Kamitori. Structural and biochemical characterization of the Clostridium perfringens autolysin catalytic domain. FEBS Lett. 591, 231-239 (2017)
  • E. Tamai, H. Yoshida, H. Sekiya, H. Nariya, S. Miyata, A. Okabe, T. Kuwahara, J. Maki, S. Kamitori. X-ray structure of a novel endolysin encoded by episomal phage phiSM101 of Clostridium perfringens. Mol Microbiol. 92, 326-337 (2014)

 
教育
担当科目

薬学へのプロローグ、薬剤師と医療、微生物学I・II、免疫学、微生物学・衛生薬学実習、基礎薬学演習I・II
総合薬学演習、卒業研究


講義・実習概要

微生物学I・IIでは、病原体の構造から始まり、様々な病原体の性質やそれらが起こす病気、感染症治療のための抗生物質・抗ウイルス薬・駆虫薬の作用メカニズムや副作用などについて講義を行います。また、免疫学では、病原体などの異物から体を守るしくみやアレルギー(自己免疫疾患)が起こるメカニズムとその治療薬について講義を行います。また、微生物学実習では、講義で学んだ知識を深めながら微生物を取り扱う技術の習得を行います。具体的には、無菌操作の修得、滅菌と消毒の実践、病原体(細菌や寄生虫卵)の顕微鏡観察、PCR(DNA増幅装置)や鑑別培地を用いた細菌の同定検査などを行います。

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