感染症学実習では、自分の鼻や手から菌を採取して、菌の同定やどのような薬が効くか(薬剤感受性)などを調べる実験をはじめ、様々な細菌・真菌・ウイルス・寄生虫のサンプルを用いた実習、さらに、遺伝子組み換えなどの分子生物学に関する実習など幅広い実習が行われます。
具体的には、微生物学I・IIで学んだ様々な細菌・真菌に関して、顕微鏡を用いた観察、様々な培地やDNA増幅法(PCR)を用いた菌の同定、どのような薬(抗生物質)が菌に効くかと言う薬剤感受性試験などを行い、菌の形や性質や抗生物質の効果を観察します。更に、細菌・真菌だけにとどまらず、ウイルスに関しては医療現場で用いられている免疫クロマトグラフィーを用いたウイルスの検出実習や寄生虫に関しては寄生虫卵の観察などが行われます。
一方、分子生物学関連実習では、遺伝子ライブラリー(遺伝子の図書館)の作製を通して、様々な分野で応用されている「遺伝子組み換え技術」の原理の理解と修得が行われます。
遺伝子組み換えの操作を実際にやれたのがとてもおもしろかった。
自分の手や鼻腔内にいるいろんな菌を実際にシャーレの中で培養したことや様々な菌を顕微鏡で観察したり、抗生物質の効果を調べたことが印象に残った。
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